少女とトーリ、二人の行く先に待っているものとは――

少女とトーリの会話がとても微笑ましい…そう思いながら読み進めていたら、後半の展開でさらに引き込まれました。短い一つ一つの文章が丁寧に紡がれていて、すごく素敵な作品だと思います。終末世界が好きな方には、さらにおすすめです。
余談ですが、「薔薇の花弁を浮かべた薄紅色の唇」という少女の容貌を示す表現、綺麗すぎて大好きでした!