概要
それは悲劇か、救済か──
これは、死にゆく神父の告解。
歴史の影に埋もれた愛の物語。
・BL表現および暴力描写、流血描写があるので、苦手な方は気を付けてください。
・「堕ちた神父と血の接吻」という作品のIF展開を想定して書きましたが、同作品を知らない方でも楽しめるように書いたつもりです。
・逆に作品を知っている方は、あらすじ欄で嫌な予感を感じた場合お気を付けください。本編よりは悲惨な描写が少ないですが、所謂「死は救済」ルートになります。
「堕ちた神父と血の接吻」本編はこちら!
https://kakuyomu.jp/works/16816700427459742162
歴史の影に埋もれた愛の物語。
・BL表現および暴力描写、流血描写があるので、苦手な方は気を付けてください。
・「堕ちた神父と血の接吻」という作品のIF展開を想定して書きましたが、同作品を知らない方でも楽しめるように書いたつもりです。
・逆に作品を知っている方は、あらすじ欄で嫌な予感を感じた場合お気を付けください。本編よりは悲惨な描写が少ないですが、所謂「死は救済」ルートになります。
「堕ちた神父と血の接吻」本編はこちら!
https://kakuyomu.jp/works/16816700427459742162
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!誰にも届くことのない、いまわの際の懺悔
とある神父が最期の瞬間、胸の裡に思い描いた人知れない懺悔のお話。
ボーイズラブ的な作品です。
この「的な」というのは、「作中で実際に恋愛関係などが成立するわけではない」という意味で一応留保したのですけれど、でも大きな括りではBLと言って差し支えないと思います。
時代の大きなうねりの中、戦火に翻弄された人々の、その生き様というか死に様を描いた物語。
とどのつまりは悲劇です。悲しくつらい現実のシビアさが見どころの物語。
主題のもたらす緊張感、「教導的な立場にある聖職者が、信徒に対して抱く性的な情愛」という題材のヒリヒリ感がすごい。
大状況である戦争とは一切関係なく詰んでいると…続きを読む