魔法少女のキラキラした雰囲気とは真逆の、思い切った作品

主人公のルナが自殺し、《猫の神》という何とも怪しげな存在と出会う。そんな始まり方のこの作品は、とにかく印象に残る内容だった。奇怪に蠢く敵との戦闘は簡潔に、それでいて内容の濃さを感じられ、伏線だったりがあるのか....と考察も捗る一作になっている。
三話構成のためスラスラと読むことができ、テンポの速さも作品の面白さの一つになっているのだと思う。

是非、多くの方に見てもらいたい一作だ。