ひたりと不気味でなぜか軽妙

この世ならざるものの落とし物を取り扱うということで、臓物はぶちまけられ、目玉は転がり、首吊りがぷらぷらと揺れる何とも不気味な世界観です。しかし、主人公の納がどこかへらりと気の抜けているところがあるおかげで、不気味さの中におかしさもあります。

ぞわりとするけど、なんだか笑ってしまう、そんな魅力的な世界観の物語です。

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