絶対に食べられたい生け贄の女の子vs絶対に食べたくない妖怪 からのー?

この世に和風ファンタジーは数あれど、生け贄の女の子(とってもポジティブシンキング)に押され気味の(捧げられた側な)蛇神様の物語はここでしか読めません。

まじでタキちゃんが健気で可愛すぎるんですよ。
生け贄にされてしまった(はたからみると)不遇少女ですし、生け贄にされるまでの経緯も残酷な世の中なんですけども、とにかく生け贄として食べられたいわけです。

と、ここまでは一周目の話。
同作者の『蛇神様と供物ちゃん』でも語られている内容の供物ちゃん=タキちゃん側の視点となっています。『蛇神様と~』のほうは蛇神様の視点です。双方の視点から読むと二度おいしい。

二周目はタキちゃんと幸せになれるのか!?
愉快な妖怪の仲間たちも出てきて、賑やかな和風ファンタジーを見逃すな(`・ω・´)