観測している側になれる

主人公の行動や考えから観測者への期待に応えようと行動を変えていく自分だけがと特別感に溺れて自己中心的になっているのに気づかないけれど特別感から孤立を選んで転がり落ちていく様を、読んでいるこちら側は画面越しにずっと観測してて、本編では主人公が思う観測者はいなかったけれど、確かに今読んでいる私は観測者になっていて、それに気づいてからにやつきながら読んでました、とても楽しく面白かったです!

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観測者