第4話 席替え
今日は席替えの日、ぼくのクラスはだいたい1ヶ月に1回する楽しい時間。友達の近くがいいなぁ〜。
席の決め方は毎回くじで決まっているけどぼくはあんまり運が良くないんだよねぇ。
(どうかこうくんとかかほちゃんとかちはるちゃんとかがとなりになりますように!)
わたしはくじとかよくいいのが当たるしきっと大丈夫なはず!
(席替え、前の席替えはだいきくんとはなれちゃったから近くがいいなぁ。)
「ああ!1番前の席じゃん!くそ〜!」
「やった!みひめちゃんのとなりだ!」
「ほんとだ!やったねりおちゃん!」
次はかほちゃんでその次がぼく、そのあとにちょっとだけはなれてちはるちゃんが引くのか。こうくんは1番前だしぼくもその近くになれるかな?
「ああ!1番前の席じゃん!というかこうのとなりじゃん!」
「なんだかほかよ〜。ねるなよ〜。」
「こうこそ!ねてても起こさないからね!」
こうくんとかほちゃんがとなり同士だ!そして次は僕の番。………これだ!えっとぼくの席は……あっ!
「こうくんのうしろだ!よろしくね!」
「お、大ちゃんがうしろか!よろしく!いや〜よこがかほだからよかったよかった。」
「なにがよかったよ!おこるよ!?」
「まあまあ2人とも、よろしくね。」
「「ふん!」」
大丈夫かなぁ?あ、次はちはるちゃんだ。ぼくのとなりになるかな?
(だいきくんの近く!おねがい!)
「あれ、この番号って……やった!だいきくんのとなりだ!」
「あ、こっちに来た。どうだった?」
「だいきくんのとなりだったよ!よろしくね!」
「ほんと!やったぁ〜。これで仲良しみんなそろったね!」
「ほんとだ!よろしくね!ちはるちゃん。」
「よろしく!ちはる!」
((よ、よかったぁ〜!))
「それじゃあ席は決まりましたね。時間がかなり余っちゃったけどどうしようかな?あ、明日の1時間目と2時間目って体育だったね皆で遊ぼうと思うから何がいいか話し合おう!」
「レクするの!?やったあ!」
「じゃあ何がしたい遊びがあったら教えてね。」
「はいはいはいはい!ドッチボールしたい先生!」
「すごい元気だね光くん。じゃあ他に何かしたい遊びはないかな?」
「ケイドロしたい!」
「だるまさんがころんだやりたい!」
「わたしこおりおに!」
「ぼくは鬼ごっこ!」
「はいはいストップストップ!そんなに一度に言われても覚えれません。とりあえずドッチボール、だるまさんがころんだ、ケイドロとかの3つで多数決を取りましょう。鬼ごっことかこおり鬼はケイドロに入っているからそっちをしたい人はそっとを選んでね。じゃあ相談する時間を取ろう!周りの人と何がいいか話してねー!」
「どうする!かほ、大ちゃん、ちはる!」
「あたしはもちろんドッチボール!」
「ぼくは鬼ごっこかな?あ、でも前はドッチボール出来なかったしドッチボールもしたいなぁ。」
「わたしも、ドッチボールしなかったから、ドッチボールがいいな。」
「もちろんおれはドッチボール!今回こそ勝負を決めてやる!」
「決まったかなー?じゃあみんな伏せて〜。」
結果は
ドッチボール 15
だるまさんがころんだ 4
ケイドロとか 9
「はい!じゃあドッチボールに決定!明日、楽しみにしておくようにね!」
「よっしゃあ!今度こそけっちゃくだ!」
「ふん!こっちこそ!かってあげるわ!」
「チーム分けは……丁度いいから縦で分けましょうか!」
「「ええっ!?」」
「「こいつとなかまなの!?」」
「すごい、息ぴったりだ!」
「息ぴったりだね。」
「2人とも、たまには2人で協力してがんばってみようよ!よろしくね!」
「よ、よろしくね。」
「そっか、大ちゃんもおんなじチームじゃん!がんばろうな!」
「おう!がんばろうな!」
「ちはるちゃんといっしょのチームだし、いっしょにがんばろうね!」
「う、うん。」
運動、あんまり得意じゃないんだけどなぁ。けがはしないようにしないと!
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席替え、懐かしくないですか!?小学校編では是非懐かしさも感じてって下さいね。なお、ケイドロはいくつか言い方が変わっているのがあるらしいですけどぼくはケイドロと言っているのでケイドロにします。他にも小学校の頃これやったなってやつあったら教えて欲しいです!
できる限り皆さんを焦れったくさせてやろうと思います。応援よろしくお願いします!
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