少年少女のある夏のおはなし

ある種衝撃的なプロローグから始まる、少年少女の夏の一週間。
一日の中に日常と不穏と不思議と、それらが混ざりあっている。
けれどそれも期間限定。これは一週間という長いようでいて短い期間の出来事なのだ。
笑えるところもあり、驚くところもあり、少ししんみりするところもあり。
あっという間に感じてしまうような、そんな素敵で楽しい作品でした。何より中心となる四人のかけあいが読んでいてとても楽しいのです。
彼らの一週間、共に体験してみませんか。変わったところがあろうとも、この一週間の後も、日常は続いていくのです。
ぜひご一読ください。

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