想像と期待通り、オチだけが予想外

気持ち悪さを予感させるあらすじが、気持ち良いほどピシャリと当たります。
田舎でも都会でもない、中途半端だけどどこにでもあり、誰にでもありえたエピソードには、取っても取っても取りきれない、まとわりつくような厭な怖さを感じます。

序盤から陰鬱な雰囲気ですが、妙にカラッとした感じもあり、不思議な感覚を抱えたまま終盤へ。

良かったです。このバランスがとても好き。