素晴らし過ぎる!!

読み終わったあと、自室で一人でスタンディングオベーションしてしまった。
素晴らしい、素晴らし過ぎる!!
いったい、どこから語ればいいだろうか?
まず、この作品の大まかなあらすじだが、末期癌の教師が死を目前にしてやりたいことをやりたいようにやろうと、生徒と映画を作ったり、カリキュラムを無視して独自の授業を進めていったりといった内容だ。
他の映画や小説でもよくありそうな内容だが、筆者の文章力や構成力によるものなのか、物語に惹き込まれて、主人公の考えや想いに深く共感してしまった。
そこまでですでに僕は泣いてしまったのだが、この作品の最後にはすごい仕掛けが用意されている。
しかも、その仕掛けが単なる奇をてらったものではなく、どうしてそういうふうにしたのかが、それまでにキチンと暗示されている。
現在私がこのレビューを書いている時点で、他のレビューは一つしかなく、★も少ない。
もっと評価されるべき、埋もれた傑作である。
もし、このレビューを見て下さった方がおられたら、今すぐ読んで頂きたい!!