だろうの先へ

母校へタイムカプセルを掘りに行くひとりのご老人のお話です。

何とも言えない可笑しさのようなものを秘めた男性の語りが終盤まで続きます。

その後、描かれる場面が凄く好きです。
それまでの伏線的であった部分をスッキリ明かされたような結末であると思うのですけど、読後の余韻はスッキリというより、静かな幸せに包まれるような感じでした。