エピローグ

「ふふふ……」

 

 未来の王と女神。

 ふたりきりとなった世界で未来の王を膝枕している女神は頭を撫でながら機嫌よく笑う。

 既に未来の王……アルの心臓は止まり、事切れている。

 彼は既に限界へと達していたのだ。


「じゃあね……アル。また別の世界線で愛し合いましょう?」

 

 マキナはそっとアルの唇と自分の唇を重ね合わせた後、自身の心臓を剣で貫いて倒れる。






 黒が世界を塗りつぶす。







 神の御業が世界の片隅でそっと花開いた。



 


 あとがき


 完結です。

 僕の脳内にあるふわっとした物語構成的にはあと3倍くらい量があったり、最後らへんクソ適当になったけど、それでも完結です!

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帝国から能無として追放された転生放蕩第三皇子である僕は、ずっと隠してきた己の力を使い、他国で最強の冒険者として成り上がる! リヒト @ninnjyasuraimu

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