Extra:Keisuke × Minato 2

「いらっしゃいませ、コンセプトバー……」

「円はいるか」

……我ながら銀座という街にはとても似つかわしくない、ひどい格好で来たと思う。

ほとんど部屋着に近いラフなシャツとズボン。背負った会社用のリュックには雑にスーツが詰められていて、靴だけはスーツ用の革靴。鏡を見て身だしなみを整える余裕など少しもなかった。

「っひ、……え、ええと」

「あーもう、営業妨害やめてくださいよ」

たじろぐヴェールの店員を庇うように、店の奥から円が出てきた。こちらはもう顔を隠すヴェールを取っている。低めの位置のポニーテールが顔の動きに合わせて揺れていた。

「閉店間際で他のお客さんいないとはいえ、そういう紳士的じゃない振る舞いよくないと思います」

「誰の、せいだと……!」

「えっ、ちょ、アルビレオの知り合い!?」

「ごめんねーリゲル。今日はもう店じまいにしよ」

「ええぇ、オレたちで勝手に閉めていいの?」

「よくはないけどもうお客さん来ないでしょ。もうすぐラストオーダーだし。おれこの人とちょっと話があるし」

「えぇ……大丈夫……?」

リゲルと呼ばれた店員が俺のほうをちらりと見る。明らかに不審者を見るような目だ。……仕方ないが。

「大丈夫。あとやっとくから先あがっていいよ」

「え、いや、うーん……でも……」

「じゃあ、フロアの掃除お願い。カウンター周りはおれがやるから」

「わかった」

「敬介さんは奥にどうぞ」

「…………」

円の後ろを歩いてカウンター席へ。湊は完全に突っ伏して眠っていた。無事でよかったとまずほっとする。

「……で、ご注文は?」

「湊を連れ帰るために来たんであって酒を飲みに来たわけではないが」

「ここ酒場なんですけど」

「……」

「洗い物増やしたくないんでビールでいいですか」

「ああ」

雑にハイネケンの瓶が置かれる。グラスが出てこない辺り直接飲めと言っているのだろう。上等だと思いながら湊の隣に座り、一気に煽る。……明日の仕事のことは一旦忘れることにした。


「敬介さん、湊先輩のことちゃんと好きですか」

先に口を開いたのは円だった。食い気味に答える。

「当たり前だろう」

「じゃあどうして連絡すら途絶えさせてるんですか。ただでさえ忙しいのに、連絡さえしなくなったら終わりじゃないですか」

「それは……。……湊の気持ちが、わからなくなったから……」

仁の恋人に何を言っているのかと一瞬思う。だけどそんなのは今更だ。酒の勢いに任せて全部吐き出す。

「……俺は湊とできるだけ一緒にいたい。だがお互い社会人になって、湊は夢に向かって走っている最中だ。邪魔はできないし、したくない。お互いの都合がつくときに、無理のない範囲で一緒にいられればいいんだって我慢してた。……けど、そんな都合がつきそうなときすら、湊は別に俺と会えなくても構わないみたいな態度で……」

「…………」

「俺ばかりがこんなに湊を求めているのか?湊の生活の中から俺の影がどんどん薄くなって、週末どこで何をしていようがどうでもよくなってしまったのか?そう思ったら言葉が出なくなって……。今日だって1人で酒を飲みにくる時間があるならもっと早く呼んでくれればよかったのに……」

「あーあ。仁さんこんな人の何がよかったんだろ」

「……っ」

円が大きく溜息を吐いて、続ける。

「敬介さんは周りからの気遣いに甘えすぎです。というか、仁さんから甘やかされるのに慣れちゃったのかな。今まではやりたいこともほしい言葉も全部仁さんが汲み取ってくれてたから、自分からわがままを言って主張する必要がなかったんでしょう?」

「…………」

否定できない。人一倍勘が良くて気配りができる仁の前で、俺はわがままを言ったことがほとんどない。そうする必要がないくらい、仁は俺がしたいことをわかっていたから。

「湊先輩と付き合い始めてからは逆に湊先輩の意見に従ってばかりで、結局『敬介さんがどうしたいか』を伝えてこなかった。湊先輩は敬介さんのこと優しいって言いますけど、傍から見てる分にはあれ?この人何してるんだろう?って感じですよ」

「……」

「それで湊先輩が忙しくなった途端にこれですからね。湊先輩がいつも迷惑かけて申し訳ないとか、敬介さんの意見をできるだけ聞いてあげたいとか、そんな風に思っていることすら想像できませんか?会いたいなら会いたいって言えばいいじゃないですか。週末じゃなくたってデートはできるじゃないですか。湊先輩の仕事が終わるまで会社の近くで待って晩ごはん一緒に食べるとか、それだけでよかったのに」

「……考えなかったわけではないんだ。ただ、そんなことをしたら迷惑がかからないかとか、疲れているところ申し訳ないとか……」

「お互い遠慮して謝ってばかりで何か変わるんですか?」

「…………」

「一度二人でとことん腹を割って話し合ってください。恋人なんでしょう?こんなすれ違い程度で終わらせるつもりはないんでしょう?だったら……」

ビールを飲み干して席を立つ。……わかっている。そんなこと、赤の他人のお前に言われなくたって。

…………わかっているのにできなかったのは、俺の甘えだ。

話し合いの機会すら、いつか湊のほうから言ってくれると思っていた、俺の。


「……帰る。いくらだ?」

「湊先輩の分のお会計もついでにいいですか?6000円くらいあるんですけど」

「…………結構飲んだな……」

「湊先輩、やたらフルーツ入りとかオリジナルカクテルとか高めのものばかり飲みたがるんで。来てくれるのは嬉しいですけどお財布が心配ですよ」

円が苦笑する。だが、湊を見るそのまなざしは優しい。

……ずっと気になっていたことを、今更ではあるが聞いてみた。

「……円は、やっぱり湊のことが好きだったんじゃないか?」

「先輩としては好きでしたけど、恋愛という意味では好きじゃなかったですよ。好みではなかったんで」

「……お前の好みってなんだ?」

「そうですね。心の中におれの居場所を作ってくれそうな人、かな」

「? 外見ではないのか」

「仁さんから聞いているかもしれないですけど、おれ、特殊な育ちをしたせいか、その人の持つ性質や感情……世間で言うオーラってものが視えるんですよね」

「…………」

「湊先輩は初めて会ったときから片思い特有の幸せなオーラを振りまいていて、おれが深く踏み込む隙はどこにもないなってすぐわかったんです。だから話は合うけどおれの好みではなかった。仁さんは逆です。立派に見えて、あの人の心には埋めきれない隙間があった」

「つまり『自分を好きになってくれそうな人が好き』ということか?打算的だな……」

「どうせなら必要とされたいじゃないですか。おれ、やっぱり根は人の信仰を受けて施しを返すタイプなんで」

「…………」

「さて、そろそろ湊先輩を連れ出してください。いつまでもそこにいられるとカウンター拭けないんで。おれも早く帰って仁さんと添い寝したいですし」

「待て。…………今日仁いないって……」

「え?嘘に決まってるじゃないですか」

俺は頭を抱えた。眼鏡の奥で意地悪な目が細められてくすくす笑っている。

……こんな奴に捕まってしまった親友のことが、今更ながら心配になった。


***


なんかいい感じの夢を見た。

敬介と2人でかき氷食べながら花火見る夢。夏だなーとかすごいデートって感じーとかどうでもいい話いっぱいして。

すごく、楽しくて……。


「……あれ?」


目が覚めた。……いつもの俺の家。ああそっか、円の店で酒飲んで愚痴って……。どうやって帰ってきたのか覚えてないけどまあ飲みすぎたときに記憶が飛んでるのはいつものことだし……。あっやば、もう外明るいじゃん、シャワー浴びて支度しないと……。

「ん、起きたか」

「……け、けけけ、敬介!?」

すっごい変な声出た。だだだだだだだって、けけ、敬介が、俺を後ろから抱きしめてきて、ってことはつまり同じベッドに寝ていて、あれこれもしかして夢??

「夢じゃないぞ」

「いひゃい」

声に出ていたのか鼻をつままれた。マジで痛いわけじゃないんだけど、触られた感触ははっきりしてる。

「現実?えっと、なんで?あれ、ていうか今何時?何日?」

「7月12日月曜日の……ええと、朝の7時だ」

「…………月曜日?朝7時?」

いやまた混乱してきた。12日って確かに俺の記憶でも月曜日だけど、あれ?祝日じゃないよな??

「混乱してるな……」

「するよそれは!!」

「うん、すまない。1から説明する」

そう言いながらも敬介は俺を離してはくれなかった。


…………。

「ええとつまり俺は日曜日の日付が変わるくらいの頃に酔っ払って寝落ちて」

「うん」

「円によってわざわざ三鷹から銀座まで敬介を呼び出してもらい」

「うん」

「タクシーで俺の家まで帰ってきたと」

「そうだ。ちゃんと理解できてえらいな」

「えへへ……じゃなくて!え、ちょっと待って、あの敬介、今日仕事……」

「そうだな。湊は何時に出ないといけないんだ?」

「俺は朝結構遅いから9時に出れば間に合……じゃなくて、敬介!敬介の仕事はどうしたんだよ!」

…………なんか、1年くらい前にも同じようなできごとがあった気がする。でもそのときはお互い学生で、週末で、朝も全然時間に余裕がある状態で、でも今は。

「ちゃんと調べていないが、9時からだから……8時過ぎにここを出れば間に合うんじゃないか……?」

「…………」

敬介が、電車の時間をちゃんと調べていない……?

ちょっと、いやかなり動揺してしまった。敬介は基本5分前行動が当たり前、遅刻なんてよほどの理由がなければまずしない、計画だってきちんと立てるし調べ物だってちゃんとする、いわゆる真面目な人だ。

俺を家まで送るなんてイレギュラーが発生していたならそれはそれできちんと翌朝どうするべきかちゃんと寝る前に確認しているはずだし、なんならその時間に合わせて俺を起こすはず。

……でもこの数分間の俺の記憶が間違ってなければ、敬介、俺にさっき時間聞かれて初めてスマホ見た……よな……?

「えっ……け、敬介、一体何があったの……?どうしちゃったの……?敬介も酔っぱらってる……?」

「お、怯えないでくれ。大丈夫だ。あと俺は素面だ。…………その、反省したんだ、俺は」

「何を……?」

「全部を湊のせいにしていた」

抱きしめる力が強くなる。背中側から抱きしめられているせいで敬介がどんな顔をしているのか見えない。

「どういうこと……?」

「……会えないのも連絡がないのも湊が忙しいから、湊から声がかからないから、って、湊を気遣っているつもりで湊にばかり責任を押しつけて、俺はなにもしてなかった」

「なにもしてなかったなんてことないよ!むしろ謝らないといけないのは俺のほうだって。ドタキャンばっかりだし、お酒飲むとすぐ朝まで寝ちゃうし、かかってきた電話だって取れなくて……」

「でも、時間の自由がきく俺が湊に合わせる努力をしなかった。そのせいで湊に寂しい思いをさせただろう」

「…………敬介」

「そのうえただの人数合わせとはいえ湊を置いて合コンに行くなど……それでは湊を怒らせて当然だ。すまなかった」

耳元で聞こえる謝罪の声が本気だ。驚きながら否定する。

「え、いや、怒ってない、怒ってないよ……?」

「……ならどうして連絡をくれなかったんだ。あとでLANEするって言ってたのに……」

「あ、あれはその、最中に送ったら邪魔になっちゃうかなと思って、頃合いを見て送ろうかと思ってたんだけど合コンの頃合いって何時頃かよくわからなくて、敬介が終わったって送ってくれたらにしようかなって思ってたらなかなか来なかったからそのままずるずる伸びて……。……日付変わっても何もなかったから、あ、あれ?もしかして女の子お持ち帰りしちゃった?なーんて……」

「…………」

「思ってたら、その、完全にタイミング逃したっていう、か……」

……敬介が無言で抱きしめる力を強くしている。怒ってる?呆れてる?顔が見たいのに力が強すぎて動けない。敬介、何か言って、敬介……。

「………………すまなかった。本当に」

「えっ」

「20時には帰宅している。もちろん持ち帰るどころか指一本触れていない。普通に飲んで終わっただけだ」

「そ、そっか、よかった……」

「……そもそも俺はあまり初対面の人と気軽に話せるタイプじゃないんだ。1人だけならなんとかなるが、初対面が複数いると緊張してしまうというか……」

「……そうだったんだ」

知らなかった。確かに敬介が初対面の人に囲まれてるシーンって見たことがない。

大学は同じでも授業とかのキャンパスライフは完全に別だったし、仁以外の敬介の友達って名前も聞いたことがないし。

……一年付き合っても知らないこと、まだまだ多いんだな。

「じゃあ、俺と初めて会ったときも緊張してた?」

「……ああ。どうすべきか迷っているうちに違う方向に歩き出していったから、そこでやっと声をかけることができたという感じだ。連絡先の交換だって、その場に仁がいなかったらきっと戸惑ってしまってできなかっただろうな」

…………そうだったんだ。

仁がいたからトントン拍子に進んだって思ってたのは、俺だけじゃなかったのかな……。

「……でも、俺はもう湊の恋人なんだ。俺が直接湊の希望を聞いて、俺もどうしたいのか湊に直接伝えていかないといけなかった」

「…………うん」

「湊」

「うん」

「俺は今日、湊と一緒にいたい。……湊はどうしたい?」

「まず、敬介の顔が見たい」

手を少し緩めてもらって、身体を反対側に向ける。さみしそうな、うれしそうな、複雑な顔をした敬介の頬に手を置いた。

「……明日から修羅場になっちゃうかもしれないけどさ、俺も今日は敬介と一緒にいたい」

「じゃあ……」

「……うん、今日は二人でサボっちゃおう!」


***


『それで今はうまくいってるのか?』

8月の下旬。仁から唐突に電話がかかってきた。最近はLANEもあまりしていなかったのに珍しいなと思って出たらいきなり湊との関係について10分ほど問い詰められてしまった。円からいろいろ聞いたのだろう。心配しているのが声色からもわかって、本当にすまないことをしたなと思った。

「ああ。相変わらず湊は忙しいから週末一日がかりのデートはできてないが、週に数日俺が湊の家に泊まっていくことで会う時間は確保しているよ」

『いわゆる半同棲ってやつ?そこまできたら一緒に暮らしたほうが早くね?』

「ああ。今度有給取って物件探しに行こうって話をしてるよ」

『男二人での入居って最近は理解あるとこも増えてきてるけど、まだ制限もあるからなー。パートナーシップ制度導入済みの区がいいぜ。ないとこより融通効くから』

「さすが先輩。頼りになる」

『敬介に先輩とか言われるとくすぐったいんだけど?でもま、何かあったら相談には乗るよ。……ところでさっきからなんかボコボコ音してるけど何してんの?』

言われて視線を一旦鍋に戻す。沸騰したので弱火にしてから調味料を入れて蓋をして、シンクの横に置いたスマホに返答した。

「湊の家で夕食を作ってる。さっきのはお湯が沸いた音だ」

『夕食!?え、敬介いつの間に料理できるようになったんだよ』

「レシピ本を見ながら簡単なものから一つ一つな。分量と火加減を間違えなければ美味しくできるから意外とどうにかなる」

『敬介が料理……マジかー……』

仁がやたら驚いている。そんなに意外だろうか。……いや、意外だろうな。ずっと実家暮らしで家事すらほとんどやってこなかったんだから。

「一緒に暮らすなら家事だって身につけていかないといけないだろう?」

『それはそうだ。……そっか料理……』

「仁は円に手料理作ったりしないのか?」

何か考えている様子だったので聞いてみる。「え」と短い反応があった。

『……しねぇよそんなこと。あいつのほうが料理うまいし、日中はおれのほうが暇なんでとか言いながらささっと作り置きしてくれるし……』

「でも仁だって器用なんだから料理くらいできるだろう?作ってやったらどうだ、たまには。円の性格なら喜ぶと思うぞ」

『……喜びまくるのが想像できるからうざいっていうか、…………日程考えないと次の日に支障出るっつーか……』

「…………あー、はいはい。なるほど」

友人カップルの夜の事情に触れるのはやんわりと避け、盛り付け用の皿の準備にとりかかる。そのとき、玄関の鍵が開いた。

「ただいまー!」

「おかえり湊。もうすぐできるから先に着替えておいてくれ」

「わかった、机も片付けとく!……の前に」

「ん?」

「今日もさ~編集長にダメ出しされてさ~……前よりはよくなったって言いながら細かい指摘がすっごい増えてさ~……落ち込んでんの、慰めて敬介~」

「どうしたらいい?」

「具体的にはちゅーして、ちゅー。あーもう敬介にちゅーしてもらわないと生きていけない~」

「おおげさだな……」

と言いながら片手で湊の腰を引き寄せてキスをする。ちゅっ、ちゅっ、と音を立ててから離れると、湊が満足そうに笑った。……ああ、もう。俺の恋人は世界一可愛い。

「へへへ~……敬介好き~」

『……あー……、……順調そうで何より』

黙っていた仁が唐突に口を開いた。湊が俺のスマホに気づき、固まる。

「は、え、……仁?」

「ああ、さっきから電話中だった。仁、もういいだろうか?」

『お前らがちゃんと仲直りしてラブラブだってことは十分わかったからもういいぜ。じゃあな!お幸せに!』

ツー、ツー、ツー、と音がしてスマホが完全に沈黙する。湊が真っ赤な顔で震えていた。可愛い。

「え、あ、えっ、あの、聞かれた……?」

「聞かれたな。なんならキスの音はわざと聞かせようと思ってやった」

「け、けけけ敬介……!?」

「大丈夫だ。円から話を聞いてちゃんと仲直りできたのかって心配して連絡してくれただけだから。……これで円にも説明する手間が省けたしな」

「敬介が悪い顔してる……!」

ちょっとした牽制だ、と言うのは話がこじれるのでやめておく。円だって言われずとももう人の恋人にロングアイランド・アイスティーレディ・キラーなんて厄介なものを飲ませたりしないだろう。

(そもそももう二度とあの店には1人で行かせないが)

「敬介?」

「なんでもない。着替えておいで」


……湊と付き合い始めてからわかったことはいくつかある。

自分が思っていたより嫉妬深いことは、そのうちの1つだ。

醜いなと思うこともあるが、それも湊が好きという気持ちの裏返しなのだからと今は好意的に受けとめている。


(離さない。……もう二度と、湊に寂しい思いはさせるものか)



少し怖いくらいの誓いを心の中で立てて、二人分の食事を皿によそった。

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Summer Triangle シロ @siro_xx

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