あらすじからすべてわかる通り、怪異譚です!

蟲なんとかが好きな人なら読むと良いと思います。
終始、主人公の思考は落ち着いているので、
それにあわせ、ゆったり流れる時間、
静かな情景が浮かびました。

峠の道の端、
しゃがみこんだ少年がじっと見詰めるその先には、
黒々と口を開ける洞がある。
村の言い伝え、その奥にあると言われる鏡には、
何が映るのか、映してしまうのか。

助かる為にはそう、
手で、自身の目を覆って見て下さい。
その状態で、指の隙間から下を覗いて見て下さい。
ですが、こうも考えて下さい。
そこに巨大な山が二つあったとします。
あなたの視線は地に届きますか?
つまりそう言う事です(意味不

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