皇帝の夢と詩と絵画と……

すっごかったです…。
歴史モノとして、とても面白いんですが、特に魅力的だったのは、随所随所で挟まれる夢のミステリアスさです。「ᚍ」の雰囲気が特に好きです。

終盤、「ᚕ ᚕ ᚕ ᚕ」で終わってしまうかとも思ったのですが、そうはならず、あるお話があります。それが、作品全体をより鮮明に整えていて、とても良い余韻でした。