第3話登校するだけでもキッついわー

「それじゃ行ってきまーす」


「はーい、気をつけてね〜」


 ここは影野君のお家だどうやらいまから登校するらしいついて行ってみるか




 何の変哲もない道をそのまま進む影野君何か面白いことが起きないかn「待っていたぞ影野!」


「はっ!その声は!模部!!」


 あれ?模部の家って近くにあったっけ?

「まさか登校する道が真逆だとは思わなかったぞ影野〜、だ〜が〜俺のやる気をナメるなよ!ここに10分ぐらい前からスタンバッてたんだぞ!」


「そのやる気、別のに移せねーのかなー!」


 ごもっともである








「なー模部、お前肉太郎の家知ってるか?」


 確かに気になるな


「わかってるけど…まぁすぐ近くにあるし多分会えるんじゃねーのかな?」


 まさか1人はスタンバッてもう1人はすぐ近くに家があるときた本当に可哀想になってきt「アバラーガオレータ!!!!!!!」


 おっと何かが上から降ってきたぞ!?


「痛ったー少しは手加減しろよ…筋子すじこ


 みんな大好き肉太郎だ!


「おい!大丈夫か?肉太郎!」


「大丈夫だ、こんなんいつもどうりだよっと」


 どうやら無事みたいだそんな事よりこれがいつもどうりって「チョット貴方!今さっき言ってた筋子って女誰よ!!」


「ま、待てあれは誤解なんだ模部美!」


 さぁ始まったぞ茶番劇これにどう対応する?影野君!


「そんな事よりお前なんかお腹膨らんでね?」


 なんとガン無視である!スルースキルがかなり上がっている!


「ああ、これか?ほれ」


 中には何がっt『うわ!』


「うわ!それスライムじゃねーか何入れてんだよ馬鹿じゃねーのか!?」


「そんなにかー影野?え??コイツとの出会いが知りたい?」


「知らねーよ、しかもお前それネームプレート付けてねーじゃねーか!テイマーに名付けしてもらってねーのかよ早くした方がいいぜ」


「ん?そんなに出会いが知りたいなら仕方がねーなー教えてやるよ」「まーってました〜!」


「模部は黙っとけ!」


「あれは…そう…俺が産まれた直後だった」


「いや聞いてねーよ」


過去回想―――――――――――――――――――


「オンガーーー!!!オンガーーー!!!」


(赤ん坊がして産声じゃねーだろ!)


 これが赤ん坊が出す声なのか……


「奥さん元気な赤ちゃんでs


  「パリーン」



「ガッシャーン!」


(セルフ効果音!?)



「きゃーー!」


「どうした!ってなんだこのスライムわ!?」


「黙れやテメーら!!赤ちゃんが生まれたばかりだろうが!!」


(えっこれがお母さん!?)


 マジで!?めっちゃ強そうなんだけど!


「おいゴルァ!!スライム!!テメェ何邪魔してんだおぉーん??」


 いや怖っわなんか圧出てねーかこの人


「ほーん……テメェどうやら中々やるようだなぁ〜、よし!!テメェウチのペットにならねぇか!!」


 お!?思い切ったこと言うねこの人!


「あん?邪魔になるだけだって?」


(なんでスライムの言うことわかってんだこの人!?)


 え!?あれなんも反応してないだろ!


「ガハハハハ!!テメェのことはウチらが何とかしてやるよ!テメェは黙ってペットになりゃいいんだよ!!ああ、そうだ、それとテメェこの子専用のサンドb…ペットにならねぇか?」


(明らかにサンドバッグて言おうとしたよねこの人!)


 嘘つくの下手すぎたろ!


「よっし!それじゃこの子が話せる様になったらテメェの名前決めてもらうからな!」






過去回想終了―――――――――――――――――――




「と、言うわけだ」


「クッソ濃ゆい出会いだな」


「あーそうそう、こいつの名前いってなかったなこいつは超合成生物その名もマッカルーニョ!!略してマカルだ」


『んーこれは…』


「…ひとつ聞くがそのマッカルーニョって言う名前お前が決めたんだな?」


「あたぼうよ!まぁこいつ、この名前だと反応してくれなくてな、妹の筋子がマカルにしよ!って言ってマカルになったんだ」


「ほー、妹さんはまともなんだなまぁお前みたいな体してんだろうけど…あれ?模部の奴はどこに行ったんだ?」


「あー、アイツならもう学校に行ってるぞ、というか俺たちもう遅刻寸前だそ」


「はぁ!?先に言えよ!くっそ!もう遅刻とかふざけんなよー…」


あんなのに巻き込まれた挙げ句の果てに遅刻とは救いようがない…


「まぁまぁ、落ち着け俺が何も考えてないとでも?」


『うん』「うん」当たり前である


「酷くない!?ま、まぁいいそれじゃ行くから喋んなよ口噛むから」


「は?えっちょっなんで肩に担いでんだよ!」


「これが一番楽なんだよそれじゃ全力で行くぜー!」






   ドン!!!!!!


地面蹴ってこんな音がなるとか普通ならねーだろどうなってんだ肉太郎の体




「おらーーーー!!!どけどけどけ〜!影野様のお通りじゃ〜!」


「おい!!もう、止めろって!」


「お!よっしもう校門に着いたしそれじゃこっからクラスに入るぞー!」


「はぁ!?どうすんだよ!」


「窓からジャンピングアタックで入るんだよ! コ!レ!常!識!」


「ふざけんな!自殺するならお前だけにしろ!俺を巻き込むなや!」


無問題モーマンタイ無問題モーマンタイダイジョブだって」


「信用ならねーんだよ!」


「おら行くぞーー!!!!模部ーー!!!!!窓開けろーーーー!!!!!」


「ギャァァァァア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛」


どんまい影野君、骨は拾うよ……

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いざ迷宮探索へ! @707007

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