第2話遂に出会ったんだけどこいつらでどうやって英雄にすればいいんだろう

『』神の声、もしくは詠唱・アイテム


()心の声

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「お前らふざけてんのか!」


「「ふざけてますが何か?」」


この2人は平常運転である


おっとどうやら先生が来たようだ


見た目は頭の毛が後退していて少し太っている


「お前ら席に付けー」


「いや先生コイツr「「はーい」」


「くっそ」


可哀想なもんである、あの2人は彼の席のひとつ後ろなんだが2人揃ってニヤニヤしてるので恐らくだが標的にされている南無三…


「俺の名前は生 甲斐(せん がい)だよろしく頼むまぁ先生とでも言ってくれ」


それは何も変わってないのでは?




「早速だが自己紹介してもらうぞーじゃあ出席番号1番の人から」


人によっては最悪の時間である自己紹介の始まりだ


さて陰キャ君の出番である


「僕の名前は影野 日鳥(がげの ひどり)と言いますよろしくお願いします」


どうやら影野君と言うらしい見た目はまさしくThe陰キャ、髪が少し目を被っているが目は茶色に近いそれとあの良いツッコミをした雰囲気はどこにいったのか…











ついに来た問題児の登場だ


「オ!レ!ノ!ナ!マ!エ!ハ!筋 肉ー太郎ーー!」


「ヒューヒュー」「カッコイイ!」「抱いてー!」


肉太郎の後に続いたのは全部模部のアドリブであるコイツら心が繋がってんのか?


さあ次の問題児だ


「某の名は太郎左衛門 性は模部野でござる宜しくつかまつる」


おっと?名前が変わったぞ?しかもそのまま進むぞ?




少しおふざけが入ったが後は滞りなく進んだ


「それじゃ自己紹介は済んだし今からこの学校について説明する耳かっぽじって聞くように」


おいほんとに耳かっぽじっているバカ(模部である)がいるぞ無視でいいのか!?


「まずここの名前は探索アカデミー、なんでこの名前かというと最初この学園を設立しようとしたらやっぱり邪魔するバカどもがいて、そいつ等を黙らせる為に西洋風の名前にして海外もしてますよみたいな感じにしたらしい」


やはりどの世の中でも馬鹿なヤツはいるものだ




「そしてこの学園では主に4つの学部に別れる1つ目は探索部、ここが1番多いしそもそもここに集まっているヤツらは探索部だ。2つ目は武器・防具製作部、学生が迷宮で取ってきた素材を武器にしたり防具にしたりする学部だ。3つ目はアイテム制作部、ここは少し別れるんだがここではそこは割愛するポーションや、魔法陣を書いてスクロールを作ったりしている魔法陣は魔法を使えない奴でも作れるから覚えとけよ。4つ目が魔法研究部、魔法を使える奴はだいたいここに行くし文字どうり魔法について研究している。」




「それじゃここでは何を教えるのかというとまずはモンスターについて知ってもらう、ゴブリンだけでなくオーク強ければドラゴンも出て来るからな、しかもマイナーなやつだっている、知らなかったら簡単に死んじまうからなーちゃんと覚えるように」


「「あいあいさー!」」やはりコイツら心が繋がっている




「2つ目は戦い方だ迷宮探索といっても戦い方は様々だ拳でやるやつも居るし、武器で戦う奴もいる、中には特別な力を持っていて魔法を使える奴もいるからな一人一人にあった戦い方を教えていく。 3つ目にアイテムの使い方、だいたいこのアイテムっていうのはポーションやスクロールがある、ポーションはすぐに傷が治る薬だ、スクロールは水が出たり火が出たりと効果は様々だか魔法が使えないやつでもできるから便利だぞ。」


少々長くはないだろうか?


「これで最後だからなー最後は素材だ、迷宮ではモンスターを倒すと死体は残らずに消えるんだがその後に素材を落とす、このアイテムは学園の中にある換金店で売れるし外でも換金店はあるからそこでも売れる更にこの素材を武器・防具製作部に送って頼めば武器や防具にしてもらえるちゃんと覚えるように」


やっと終わったもう少し手短にできないのだろうか?


「それじゃダルい話も終わったし今から楽しい楽しいパーティー作りだ、だいたい3〜5人程度で作れよ、はい!はじめ!」




「ちょっと〜君、影野君って言ったっけ〜ウチのパーティーメンバーにならなぁい?」


一番最初に声をかけに行ったのは模部だあとなんだそのオネェ口調は


「そうよぉアンタも入れば百人力よぉ」


こいつも乗ってきたか


「いや、別にいいんで他のところに行ってくれませんかね?」


さぁ影野君はこの2人から逃げれるのか!
















「「先生ー!メンバー決まりましたー!」」「いやちょっとm「ありがてぇ!ありがてぇ!」「グハハハ!こいつは俺らのもんだぞー!なんやァ文句あっかァ!」


やはりこの2人の魔の手からは逃れられなかったか……それと肉太郎お前がそれを言うと完全に893の人だやめとけ






「おぉ、まさかその3人で固まるとはなじゃあお前らは一番最初に決まったしチーム名決めてていいぞ」





「くっそ、なんで俺がこんな目に」


「まぁまぁ俺らに目つけられたのが運の尽きよ諦めるんだなガハハハハ!」


「そんな事よりパーティー名はどうすんだ?」


やはりパーティー名は気になるところだ




1番手は!肉太郎!「やっぱここは安定のバルヌッチョでいいだろう」


「「は??」」『は??』「いや…そんな顔で言わなくていいじゃねえか」


おっと口に出てしまったそんな事よりまた言うらしい今度はふざけていない名前で出して欲しいところだが…


「じゃあ、お惚け3人ぐm「よしお前は黙れ、模部はどうだ?」


なに!?口を塞いだ!?もう既に2人の扱い慣れてきているのか!?


「じゃあ、Tre cazzi(トゥリーカズ)でどうだ?」


どうせこいつの事だ真面目に考えていない


「お前それどういう意味だ?」


やはり影野君も疑っている


「イタリア語で3人のチ○コ」


「よしお前らに任せた俺が馬鹿だった次からはふざけんなよ」


「いやちょっと待て!俺は真面目に考えたぞ!」『それでもあれは無いわァ』


「いやそっちの方が問題だわ!お前のネーミングセンスどうなってんだよ!」


初っ端からこれである影野君は苦労人になりそうだ…


「そうだな…それじゃ迷宮探検隊でどうだ?」


まあまあな名前である


「迷宮探検隊か…まあ、まともなやつが出ないからそれでいいんじゃねーの?」


「やっぱ俺の方がいいっt「それじゃ決まりだな!」


肉太郎の奴はまだ言ってるのか…




「先生チーム名を迷宮探検隊に決めました!」




「そうか、少し時間が掛かったな他の名前も出ただろ聞いていいか?」


「先生!影野の奴俺の提案ぶった切ったんですよ!」


当たり前である


「ほーん、どういう名前なんだ?」


「バルヌッチョとお惚け3人組です!」


「それお前本気で言ってんのか?」


やはりの反応である


「先生…本気だと思わ無いでしょうあれで本気なんですよ…」


「そうか…どんまい、それで模部の方わどうだ?」


「Tre cazziです」


「どういう意味だ?」


おっとデジャブかコレは


「イタリア語で3人のチ○コです」


「影野お前良くやった特別に飴やるよ」


なんと先生から同情を向けられた影野君こんなの初めてである


「ありがとうございます、そんな事よりメンバー変えてもいいですか?」


明らかに目がそんな事よりメンバー変えたい!と言うのが見え見えである


「すまん、それは無理だ今話を聞いたがあの二人纏めれるのはお前ぐらいしかいないんだ‥‥」


「……………………わかりました」


かなりタメたな


「何もできん‥‥‥‥‥‥‥‥本当にすまない‥‥‥‥‥‥‥」




2人が暗いどん底の中






























一方その頃元凶の2人は








「なぁ模部あれぜってえ俺のやつの方がいいって」


「いやそれだけは無いわ、そんな事よりお前スマホ持ってるか?LINE交換しようぜ」


「お前‥‥露骨に話逸らしたな、まぁいいや俺はコレね」


「おっけーこれで完了っとそれじゃ他の奴らの邪魔じゃなくて絡みに行きますか!」


「よっしゃ!行くぞー手始めにあの真面目共だ!」


相も変わらず平常運転である


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