概要
夏の夜と流星、少年たちのお話
【第五回こむら川朗読小説大賞参加作品】
天文学者を夢見る幼馴染の直哉と共に、正樹は学校の裏山へ流星群を眺めに行く。
降り注ぐ星々に混ざって浮かぶ"それ"は、大きな事件を引き起こした。
天文学者を夢見る幼馴染の直哉と共に、正樹は学校の裏山へ流星群を眺めに行く。
降り注ぐ星々に混ざって浮かぶ"それ"は、大きな事件を引き起こした。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!少年ふたりの友情譚、のはずが
ただ流星群を見に行っただけなのに、とんでもない悲劇に巻き込まれてしまう少年のお話。
真剣なトーンで語られてはいるものの、しかし作品の外側にいる読者からすればどうしてもコミカルに見えてしまう、そのギャップが楽しい作品。
これ以上はネタバレが怖い……というより、何か語ること自体が野暮という気がしちゃうので、どう感想を綴ったものか悩みます。
シュールな絵面が妙におかしく、でも当人からすればそりゃ大変だよね、という、主人公に寄り添いたくとも寄り添えないような感覚が印象的でした。
本当に序盤は綺麗な友情物語というか、彼ら別になんも悪いことしてないのに……。
理不尽だしかわいそうだし、…続きを読む