エリオットに恋をして 声劇台本

クロコリコ

第2話 真夏の海の女たち 声劇台本


【効果音】波の音

 

BGM〜♪


【効果音】BBQ


◆2-1

 リコ「(今日のサクラ先生の香りは、いつもと同じ香水と


日焼け止め……


あ……先生のタバコの匂い……いつもと違う。


それに、きっと昨日ワイン飲んでる……


ん?……チップさんと一緒に来たってことは、昨日も一緒に飲んでいた……?


えっ……そういう仲……?なんて、詮索し過ぎか……。)」


【効果音】ジュー!

 

◆2-2

マリ「お肉いい感じだね。もうキャベツいいかな?入れちゃうよ?」


◆2-3

ユリ「はい、お願いします!……よいしょっ」


 効果音【コテ】


効果音【鉄板にソース】


◆2-4

マリ「ユリちゃん、ここ、混ざってないよ?」


◆2-5

ユリ「あ……うん……よいしょ……」


 効果音【カシャカシャ】


 コテの効果音

◆2-6

 ユリ「混ざらない……」


◆2-7

サクラ「ほらほら、頑張って!!……あれ?もやしっていつ入れるの?」


◆2-8

ユリ マリ「「あっ」」


ユリとマリの声同時に


 【効果音】ガサッ もやしの袋


◆2-9

サクラ「あぁ……大丈夫よ、焼きそばが終わったらサッと塩胡椒で炒めてトッピングしちゃえば。案外そっちのが見た目が綺麗かもよ?」


◆2-10

ユリ「あれ、先生その指輪……」


◆2-11

サクラ「あぁ、これ?……ふっ(鼻で笑う)男避け。変な虫が寄ってこないようにね。案外きくわよ?」


◆2-12

リコ「とか言いながら、チップさんからだったり……。」


◆2-13

サクラ「んっ?」


◆2-14

リコ「いえいえ、何も。」


◆2-15

ユリ「私もそんなこと言ってみたいですぅ。」



 【効果音】ジュ〜ッ!


◆2-16

サクラ「ほら、ユリちゃん、手が止まってる!」


◆2-17

ユリ「あぁっ!!」


 【効果音】カシャカシャ

 

◆2-18

サクラ「うーーーん、よし!バトンタッチね。

 ユリちゃんチップさんのところからソース。

ほら、ダッシュでもらってきて!」


【効果音】波の音


◆2-19

 サクラ「よし、できあがり!」


焼きそばの画像


◆2-20

 リコ「美味しそ〜!」


◆2-21

パク「さすがサクラ先生ですね。」


パクが飲み物を持ってやってきた。


◆2-22

サクラ「キンキンに冷えてるやつ持ってきた?よしよし、わかってるわね、さすが金髪君。」


サクラに水滴がしたたるビールを渡す。

 

◆2-23

パク「ほら、みんなはこっちね。」


◆2-24

リコ「ありがとうございます!(さすが、パク先輩〜!なんかシャンプーのいい匂いするし……。)」


◆2-25

パク「ユリちゃん、なんか頑張ってたね。一人でパシリにされて。」


◆2-26

ユリ「あ、やっぱりみてました?私がソース蒸発させちゃったんで、仕方ないんです……」


◆2-27

 パク「ふふっ、そっか。」

パクはユリの頭をポンポンとして、他の部員たちにも飲み物を配る。


◆2-28

 リコ「(はぁあぁ!いいなぁ!!)」

 

◆2-29

マリ「あぁいうところが、ずるいよねぇ。」


◆2-30

ユリ「パク先輩彼女いるのに、気をつけて欲しいですよね。」


プシュッと開けてひと口ふた口。

ユリとマリは飲み始める。


 ◆2-31

リコ「あれ、乾杯は?」


リコに言われて二人は顔を見合わせる。


 ◆2-32

サクラ「リコちゃんだって、この私だってまだ我慢してたのに〜!ねぇ!あとで罰ゲーム決定だわ!」


サクラ先生が悪戯に笑う。

 ◆2-33

 ユリ「えええ〜……。」

 マリ「うそー……。」


 ◆2-33

チップ「よーーーし!!乾杯するぞー!!軽音部、スキー部!今回は部の垣根を越えたチーム対抗での合宿だ!優勝チームには、夕食にカニと伊勢海老の鉄板焼きをつける!がんばるよーに!!」


 ◆2-34

『ウォーーー!!』


チップの言葉に士気が上がる。


 ◆2-35

ヒデ ハナ「「乾杯!!」」


スキー部部長ヒデと軽音部部長ハナの乾杯の合図とともに楽しいBBQがスタートした。

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エリオットに恋をして 声劇台本 クロコリコ @kurokorico

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