おひとりカプチーノ
おもちさん
おひとりカプチーノ
片田舎の路地裏に佇む、小さなコーヒー店。入り口から店内に至るまで、自家焙煎だとか、チェーン店では味わえない香りといった宣伝文句が踊る。
他に勝負できる事が無いからだ。インテリアも価格もサイドメニューも、駅前チェーンの方が圧倒的に勝っている。進藤護(しんどうまもる)はそう思った。
「いらっしゃいませーー、店内でお召し上がりですかぁ?」
進藤はレジ前で、通り一遍の接客をした。特別な笑顔も、サービスも不要。仮に仕事ぶりを、客から褒められたとしても、時給は1円も上がらないのだ。だから最低限で良い、クビにならない程度で。そんな想いと共に、最低時給の身分に甘んじた。
所詮、自分は脇役タイプである。主役など優秀なヤツに任せれば良いと、そう信じていた。
「今日も暇そうだな、そうじゃなきゃ困るってね」
来客は、概ねまばらだ。数十分に1度、オーダーなりテイクアウトを求められる頻度。その為、ルーティーンワークが無ければ、サボり放題だ。客に見咎められない位置で、スマホをいじくり倒す。
その成果として、スマホゲームも有名どこは制覇した。最近はもっぱらSNSばかりだ。
「すいません。カプチーノを2つ、ホットで」
進藤はそのオーダーを受けた時、月末だなと感じた。注文を入れたのは杖つきの老人で、毎月、30日になるとやって来るのだ。それだけなら、ただの馴染客だ。進藤が異様に思うのは、1人客のクセに2人分頼むからだ。
2杯飲むというのではない。老人は、自分の席と、対面席にそれぞれカップを置く。まるで連れ添いでも居るかのようだ。極めつけに何時間もかけて、独り言を延々と呟くのだ。窓際の特等席で、温かな日差しを浴びながら、ブツブツと。
(絶対ヤベェ奴。それか、もうボケてんだろうな)
進藤は腹の中で毒づきながらも、オーダー通り品を運んだ。今日も変わりなく、老人は対面席にもカップを回した。そして談笑を独りで繰り広げる。
進藤が待機するレジ付近は、老人席からは離れている。その為、会話の内容まで聞こえない。それでも口元の動きからして、酷く饒舌だという事は見て取れる。
「まったく。あんな風になったら、人間お終いだよ……」
「こぉら、進藤くん! バイト中にスマホを見ない!」
「は、はひぃ……って、茂中(モナカ)さんじゃないですか」
カウンターを挟んで、イタズラっぽく笑う女性。黒く艶やかな髪が、仕草とともに揺れる。背丈は長身で、進藤よりも高く、厚底のサンダルと裾の長いワンピースがよく似合う。
それは同じくアルバイトの女性だった。年齢もバイト歴も進藤の先輩である。
「今日はどうしたんです? ヘルプで来たとか……」
「違う違う。来月のシフトを書きに来たの。忘れると、ホラ、店長がうるさいでしょ」
「アハハ。確かに。チャットがすぐ飛んできますもんね」
「来月はあんまシフト入れなくってさ。進藤くんに迷惑かけちゃうかも」
「全然平気ですよ。でもバイト入れないって、彼氏とデートでもするんです?」
「うん、そんなとこ。じゃあ、バイト頑張ってね」
「あ、ありがとうございます!」
何のことはない、同僚らしい他愛もない会話である。それでも進藤は、身体が浮くような心地になり、鼻歌混じりにグラスを磨き始めた。
彼氏持ちの女性相手でも、嬉しいものは嬉しい。そもそも高嶺の花だ。フリーだったとしても、口説こうとはしないだろう。その頃になると、老人の事などスッカリ忘れ、作業に勤しむ。
自宅に帰り、寝る瞬間など満面の笑みそのものであった。
「はぁぁ。今日もバイトは暇だな。それにしても、あの爺さん、ほんとよく来るよなぁ……」
月末を迎える度、あの奇妙な老人は来訪した。オーダーも同じ、カプチーノのホットが2つ。同じ席、同じ配置、そして談笑。
進藤は薄目になって、その奇行を眺めていた。本日は寝不足だ。学業などの殊勝な理由ではない。茂中からのチャットに返信するため、夕方から考えだし、日付を越えて丑三つ時まで起きていたのだ。
おかげで足元がフラつく。バイトを休もうと思ったが、茂中と会える機会を潰したくもなかった。
(あぁ、眠い。休憩中にコーヒーでも貰おうかな)
座席に残された食器を手に取り、戻ろうとした。しかしその時、ほんの一瞬だけ意識が途切れた。そして運悪く、テーブルの足に躓(つまず)いてしまい、手元の食器をバラまいてしまった。
「あっ……ああぁ!! 大丈夫ですか、お客様!?」
進藤は慌てて、おしぼりを取り出した。手元のコーヒーカップを、あろうことか、例の老人にぶつけてしまったのだ。飲み残しの量は多く、老人の服を激しく汚してしまう。グレーのスラックスは、右半分が別の色に染まっていた。
「も、も、申し訳ありませんでした!」
進藤は床にひざまずき、拭おうとした。相手は奇行を繰り返す客だ。どんな怒り方をするか分かったものではない。責任者は、オーナーは誰だ、今すぐ呼んでこい。そんな罵倒の数々が脳裏を駆け巡り、進藤を戦慄させた。
しかし、老人の態度は柔らかい。進藤の動きを、片手を挙げる事で制止させ、顔に微笑を浮かべた。
「お気になさらず。拭かなくても結構です。ジジイの服が汚れたとて、気にする者など居ないでしょう」
「いや、でも、ズボンがだいぶ濡れちゃいましたし……」
「良いんですよ。一張羅でもあるまいし。それに、あの世に服なんか持っていけませんから」
「アハ、ハ……そりゃ、なんと言うか」
「それよりも、こちらこそ申し訳ない。30日になると、いつもこの席を占領し、独り言を喋り続けている。さぞや、不気味に見える事でしょう」
進藤は胸を突かれた想いになり、二の句が告げなかった。
そんな態度を、老人は咎めたりしない。ただ短く、昔話を語っただけだ。
「うちの家内、もう亡くして3年経ちますがね、好きだったんですよ。このお店のカプチーノが」
「そ、そうなんですか……?」
「長年連れ添った妻でしたが、迷惑のかけっぱなしでした。貧乏暮らしだったので。贅沢などさせてやった試し無く、せいぜい、たまに外食を愉しむ程度。食にうるさいタイプでは無かったのですが、このお店のカプチーノは至って気に入りましてね」
「へぇ……。僕は半年前からのバイトなんで……よく知りませんでした」
「ここでこうして、カプチーノを置くでしょう。そうすると、不思議なもんでね。亡き妻の声が聞こえるようなんですよ。まるで、お茶を共にしているような」
老人はそこまで言うと、ご迷惑おかけします、と頭を下げた。進藤は居たたまれなくなり、その場で直立した。そして老人よりも深く、長く、平身低頭した。内心とはいえ小馬鹿にしていた罪悪感が、重すぎるのだ。
しかしその一件から、2人は顔なじみとなった。店で会えば、世間話をする程度の仲に。
老人は、望月(もちづき)と名乗った。
「先日、羊ヶ板公園に行きましてな。桜の花が満開で、それはもう絶景でした。普段から利用する公園なんですが、やはり桜があると別物です」
「あぁ、あそこ凄いっすよね。花見とか多いし。やっぱり望月さんも?」
「いえいえ、端のベンチに座って、ひっそりと眺めるのがせいぜい。酒も肴も要らんのですよ。そして、桜の花を見る度に思うのです。あと何度、この光景を楽しめるのかと」
「いやいや。まだ元気そうじゃないっすか! 望月さんに何かあったら、うちの店もヤバいですって。これからも飲みに来てくださいよ」
「ハハハ。そうですな。身体が動くうちは、お邪魔しますとも」
望月は温厚な男だ。その穏やかな態度や口調が、進藤もいたく気に入った。いつの間にか、30日が待ち遠しく感じるようになった。
「望月さん。そろそろ暑くなってきたし、アイスカプチーノにしません?」
「ほう。冷たい方もあるんですな」
「まぁ、奥さんが好きだったのはホットらしいっすけど。でも夏場だし、熱中症にでもなったら大変だから」
「そうですな。では、進藤さんの勧めるまま、アイスで頂戴しましょうか」
「はい、アイスカプチーノ、お2つですね!」
そんな会話を最後に、進藤はバイトから遠ざかってしまった。期末テストの勉強やら帰省やらで、30日に入れない月が続いた。
そうして迎えた次の30日は、ようやくシフトの日である。既に夏の盛りは過ぎ去り、紅葉の色づく季節となっていた。
今日は久々に会えるぞと、楽しみにしていたのだが。
「店長。今日は珍しく、望月さん来ませんね」
「モチヅキ……誰のこと?」
「ほら、窓辺にいつも座ってるお爺ちゃんの」
「あ、あぁ! はいはい分かるよ。カプチーノの人でしょ?」
「その人です。いっつも4時には来るのに、そろそろ店じまいなんですけど」
進藤は柱時計に目を向けた。間もなく短針は8を指そうとしていた。外の往来を見ても、あの老人の姿は見当たらない。
「進藤くん。これは町内会で聞いた話なんだけど、驚かないでくれる?」
「な、何です。急に改まって……」
「望月さん、亡くなったぞ。心不全だって」
「えっ! 本当ですか!?」
「そうだよ。奇しくも奥さんの月命日と同じ日、7月30日の夜9時だか10時頃だってさ」
「マジですか……望月さんが……!」
進藤は、胸に強烈な痛みを覚えたが、落涙まではしなかった。相手は肉親でなければ、古い知り合いでもない。せいぜい数度、店員と客の間柄で、雑談したくらいである。
それでもショックは強い。仕事は急に身が入らなくなり、やたらボンヤリとさせられる。結局その日、進藤は早上がりを強いられた。
そして手荷物として、テイクアウト用の紙バック。中には、ホットカプチーノが2つある。
「アハ、ハ……。何やってんだろオレ」
望月は生前、馴染みの公園があると語っていた。羊ヶ板公園。バイト先から徒歩10分強で、寄り道の圏内である。
陽が暮れれば人気(ひとけ)は無い。街灯だけが煌めく公園の一画で、進藤は腰を降ろした。雨風による損耗の激しい、木製のベンチに。
「ごめんなさい、望月さん。もっとお話したかったですよ」
本日は快晴。雲ひとつ無い星空が広がっている。街の明かりが無ければ、天の川まで見えていただろう。
「これは、オレの奢りです。いつものやつ。良かったら一緒に飲みましょうよ」
紙バックからコーヒーを取り出し、1つをベンチの端に、残りの1つは自分で飲むことにした。手に持つと温かだ。慣れた仕草で、飲み口を開き、少しだけ啜ろうとする。
その時だ。柔らかな風が辺りに吹き込み、進藤の肌を優しく撫でた。それと同時に、囁き声まで聞こえたのは、幻聴だろうか。
いや違う。進藤には確信めいたものがあった。
「ありがとうございます。こんな老いぼれ、気にかけていただいて」
「嘘、マジで……。望月さんなの!?」
「ええ、そうです。姿は見えないかもしれんが、私ですよ」
「スゲェ……本当に聞こえるんだ! ねぇ望月さん、せっかくこうして話せるんだ、お喋りしましょうよ、良いでしょ?」
「もちろん。私で良ければ」
こうして歳の離れた友人と、奇妙な再会を果たした。
進藤は30日になると、ホットカプチーノを2つ手にして、例の公園へ赴くのだ。そしてゆっくりとコーヒーを飲みつつ、談笑を愉しむ。
「勉強ってダルくって仕方ねぇすわ。こんなのが意味あんのかなって」
「確かに、無意味かもしれませんが、無価値ではないですよ」
「それ、どういう意味?」
「社会に出れば、公平などありません。身内びいきに権力にと、いろいろな思惑が作用します。努力を全うに評価してもらえるなんて、学生の特権みたいなものですよ」
「まぁ、なんか分かる気するけど……」
進藤は、この日が楽しみで仕方がなかった。秋が深まり冬が来て、年明けを迎えた後も、足繁く通い続けた。
「望月さんって、ずっと奥さん一筋だったんですか? 浮気とか、そういうのは?」
「家内とは、出会ってから60余年、離れた事はありませんよ。もっとも、それなりに喧嘩はありましたが」
「スゲェなぁ。ずっと1人の人を愛し続けるって、中々できないんじゃないっすか? オレもそんな相手が欲しいなぁ……」
「進藤さんには良い人が居ないんですか? 若いのに」
「オレは、まぁ……うん」
その時、進藤の脳裏に茂中の顔が浮かんだ。別に恋人ではない。今もかつてと変わらず、バイト先の同僚である。
それどころか、茂中は彼氏との関係も順調そのもの。バイト仲間に紹介するほどだった。自分に付け入る隙など無い、と痛感させられる。
「愛とか恋とか、そういうの分かんねぇっす」
「それは私だって分かりませんよ」
「なんで? 奥さんを愛し続けたんでしょ?」
「不思議なものでしてね。愛や恋を、言葉にしようとすると、なぜか上手く言えない。霞を掴み取ろうとする感覚と似てますな」
「つまり、60年かけても、分かんなかったって事?」
「感覚としては有るんですがね、言葉にできません」
「ふぅん。変なの……」
「ちなみに、私は大柄で気の強い女が好みでした。しかし妻は小柄で、あまり物事をハッキリ言いません」
「えっ、真逆じゃない!?」
「不思議でしょう? 出会った当初は知人の1人だったのに、いつしか夢中になっておりましてな。ハッハッハ」
その言葉は、進藤にとって信じがたいものだった。彼はこれまで、年上の女性ばかりに惹かれ、追い求めてきた。特に竹を割ったような、真っ直ぐな人をだ。
ただし、憧れは憧れるだけで終わる。幾度となく淡い恋心を抱いては、知り合いの1人として終わり、卒業して繋がりが途絶える。それを繰り返してきた。
進藤にとって、恋愛とは創作の中でしか存在していない。フィクションも同然だった。
「オレには縁が無いんじゃないかなぁ。結婚とか出来ないでしょ」
「それは、少し悲観すぎだと思いますな」
「だってさ、別に特別優秀でもないし、顔だって平凡。オレなんて、所詮は脇役。生まれた時から決まってたんだなぁって、諦めてますよ」
「特別な人間が選ばれる、とは違います。想いの通じた相手こそが特別であり、いわゆる主役に成り得るのです」
「想いが、通じる相手……?」
「人間なんて、滅多に分かりあえるものではありません。しかし、ふとした時、気持ちが合致する事があるのです。そんな想いを抱ける相手は貴重で、大切に感じられます。友人にせよ、恋人や夫婦にせよ」
「うぅん、まぁ、言葉としては理解できるんすけど」
「さて。話が長くなりました。この辺で終いとしましょう」
「あっ、もうそんな時間?」
進藤がスマホを取り出そうとしたところ、望月は否定の言葉を続けた。
「いえいえ。我々の奇妙な会合を、です。楽しさのあまり、理から外れ、長居しすぎました。あまり帰りが遅いと、家内が心配しますのでね」
「急すぎるよ。もっと話したいことは一杯あるのに!」
「いつまでも、老いぼれに構っていてはいけません。未来ある若者は、先の先を見据えるべきです。それに、若いうちは何度だってやり直しがききます。失敗を恐れず、勇気をもって」
「本当に、これでお別れ……?」
「最後に、年寄りの長話に付き合っていただいた、ささやかなお礼を。来月の同じ日同じ時刻、駅南商店街へ行きなさい。そうですね、何か、温かな物が有ると良いでしょう」
その言葉を最後に、そよ風が進藤の頬を撫でた。風が通り過ぎた後には、温かな気配が消えていた。
「急すぎんだよ、望月さんは。いっつも……」
進藤は立ち上がる事が出来ず、しばらくベンチに座り続けた。満点の星空の下で、冷えたカプチーノを啜りながら。
やがて時は流れ、1ヶ月後の30日。諦め半分で、羊ヶ板公園にやってきた。ホットカプチーノを2つ、紙バッグに詰めて。
「工事中……立入禁止か……」
入り口には、カラーコーンと看板があり、進藤を拒絶した。これは偶然なのか、それとも望月が不思議な力を働かせたのか。推察はできても、確かめる術は無い。
「そういや、駅南商店街がどうのって、言ってたような……」
溜め息混じりに、夜道を歩いていく。喪失感が手伝って、軽快な足取りとは言えない。右に左にと、酔ったような歩き方だった。
今日は星の明かりすら見えず、それが突き放されたようで、一層胸が締め付けられる。すると、見上げた顔に雫が落ちる。それは1つ、2つと、徐々に数を増していった。
「ヤベェ! 傘なんて持ってきてねぇ!」
冷たい冬の雨だ。濡れてしまえば凍えるだろう。しかし、付近にコンビニやスーパーは無く、駆け込める店はない。降りしきる雨の中、ひたすら懸命に走り続けた。
そうして、やっとの事で、個人商店の軒下に避難した。店じまいの後だ。入店して暖を取るだとか、傘を借りる事など望めない。
「参ったなぁ、いつになったら止むかな……」
「あれ? アナタ、同じ大学の人じゃない? 確か名前は、進藤くん」
「えっ……?」
不意に声をかけられた。そちらを見れば、軒下の端に同世代の女性が居た。進藤にも見覚えはあるが、名前までは記憶していない。たまに教室で見かけた、という程度である。
「お互い、災難だったよね。こんな所で、傘も無いとか……」
少女は白い息を、自身の両手に浴びせた。それは離れていても、震えている事が分かる。何かしてあげなくては。進藤は素直に思った。では何が出来るのか。ハンカチ、タオル、カイロ。用意は無い。
そうして考えあぐねていると、手荷物を思い出す。ぶら下げた紙バッグは、奇跡的にも雨の被害から免れていた。
「あのさ、もし良かったらだけど、これ飲む? ちょっと買いすぎちゃって……アハハ」
カプチーノ。封を切ると、温かな湯気が立ち昇る。差し出してみると、それは緩やかに、かじかむ掌へと手渡された。
肩を並べて、多くを語るでもなく、コーヒーを味わう。そうして飲み干した頃だ。空を見上げれば、満天の星空が広がっていた。
ー終ー
おひとりカプチーノ おもちさん @Omotty
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