概要
どうかこの声を聞いて欲しい…
元夫との協議離婚を終えて、料理教室のアシスタントとして日々忙しく働く越野絢佳。新居先の元にある封書が届き、宛名の人物を探すと、アクションスタジオに在籍する永里卓偉という男性と出会う。お互いの存在を知り、逢うごとに次第に2人は惹かれあっていく。卓偉は過去の怪我が原因で片耳が難聴である事を絢佳に打ち明け、症状が悪化し、やがて障がい者として生きる決意をする。絢佳もそれに応える様に彼を見守っていく。ある日、卓偉の元に検察官が訪れ、生後に亡くなった両親の裁判に出廷を申し出されて、引き受ける事になった。
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