ヒトヒラを織る
「──これで終わりだ、魔王!!」
心の臓、その真ん中。肉を裂く感触を味わうのも、断末魔を耳にするのも、勇者たる私のみが背負う役目だ。
苦しんできた人々の祈りが聖剣と共に突き刺さる。過去への悲しみ、未来への希望。私たちの想い。この一瞬のために織り成された、平和な明日を願う力だった。
【お題:真ん中】
『ヒトヒラを織る─140字SS集②─』は、お陰様で100話に到達いたしました。皆様、いつも応援してくださり本当にありがとうございます。
本作はこの区切りで完結とさせて頂きます。まだ①は読んでないよ、という方はぜひ遊びにきてやってくださいね。
そして今後③が出ることがあれば、その時にまたお会いできるのを楽しみにしております。
たくさんの感謝を込めて。
藤咲 沙久
ヒトヒラを織る─140字SS集②─ 藤咲 沙久 @saku_fujisaki
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
同じコレクションの次の小説
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます