視点の違いや幸せについていて改めて考えさせれる良い作品でした
人に恋する気持ちを抱えた猫の女の子の気持ちがありありと切実に描かれていると思いました。人になるための流れとか設定も凝っています。悲しい感じで、スッと終わってしまった感じもするけど、コレはこのページにもリンク繋いである「ペットショップの彼女は」の前日譚、エピソードゼロ的な立ち位置らしいので単体だとそうなるかな。(単体でエピソードやテーマはキチンと終わっていますが)
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正直、終始圧倒されましたね。主人公の子猫であるノゾミちゃんの気持ちも分かるし飼い主であるまーくんの気持ちも分かる。だからこそ、傷つくことが辛く悲しい。また、心情の描き方が上手く気づいたら感情移入させられる。でも、だからこそ僕はこの作品を読んだ後、後日談を読むことを強く推奨したい。きっとこのほろ苦さと甘さがあなたを虜にするだろう。最後に作者様に一言。最高の時間をありがとうございました!!
全ては文字通り。この字面だけで伝わる物ではなく、言葉は中にある。関係、種、思い、想い。独りよがりで世界は回っておらず、ひとりの望みで希望は決して生まれない。淡い世界、淡い希望。それらを感じて欲しい。
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強くて一筋の気持ちが、時としては一瞬で崩れ去る。とても気の毒で切ない作品です。
感想がネタバレに直結しそうなので控えつつ述べさせていただくと…『ブラックジャック』でありそうなお話の印象でした。ストンとオチている感覚が近しい、のかなと思います。きちんと短編内で完結するお話が読みたい方にお薦めできます。
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