作者の力量が抜きんでている作品。ファンタジー系を読むなら外せない。
昔忍者が魔術を使うような歴史小説が流行った。この小説はそれに匹敵する。主人公たちが歳とか環境を理由に諦めないのが良い。
ハーレムでもなく最強でなく、こういうのが読みたかった、それに尽きる
油染みが取れない店構えの旨い肉野菜炒めとキンキンに冷えたビールを出してくれる気の良いおっさんが切り盛りしてる食堂が好きな人は好きなアレだと思います。
西欧の王国風でのストーリー展開だが、「刀」へのこだわりが強く、池波正太郎氏を始めとする時代劇小説を思い浮かべてしまう。それだけストーリーやその背景がきちんと描かれているからだろう。時代考証をきち…続きを読む
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