悠久の、大河と恋と



かの地に降り立つと
こんな気持ちになるのだろうか。
緻密な描写は
読む者を悠久の大地へと誘う。
そこに大河が見え、
風を感じる。

中華ファンタジーだという。
近年の、数ある中国作品からイメージとして
「荒ぶる神が降り立つ」映像が先にあった。

この作品は
とても静かだ。
目に映る、その様は
穏やかで
どこまでも広い。

そして和やかに
恋の行く末を見守る。
ひと時の栄誉に浸ろう。

読み始めたばかりだ。
ページを開けば
心地よい空間が
待っている。





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