終末の世界で聞こえる、たった一つの声

シンギュラリティーー技術的特異点。人工知能が製作者の知能を超えてしまい、電気も電波も止まり、人間は駆逐されてしまう終末の世界。
そんな中、主人公の恭平は、家電量販店で作ったラジオから女の子の声が聞こえてくることを知る。
その女の子が「キョウヘイ」なる人物にに呼びかけているのを知った恭平は、彼女を探す旅へと出るが……

世界観が好みで、希望も何も無い荒れた世界で、まひるの底抜けに明るい声が恭平のみならず、読んでいる者の心も癒します。
そして待ち構える衝撃のラスト……
是非一読を。