【補足】プロフィール『シア』

◎ヒロイン/天人/シア


 国立第三訓練学校(高校)に通う1年生。


 光によって七色に見えるつややかな黒髪、透き通った白い肌。日本人たちの想いから生まれたため、顔立ちは彼らに似ている。

 身長は日本人女性の平均より少し高い程度。黒くも見える濃紺の瞳。天人(神様)らしく整った容姿を持つ。


 神として生まれて1年ほど経った頃。改編の日に受肉し、それから1か月ほど成瀬なるせ家の老夫婦(文太ぶんた/ひとえ)に養子縁組が決まった。

 以降は「成瀬詩愛」として生き、見かけ状の同年代の人間と同じように生活している。


 啓示は【運命】【物語】の二つ。自分や、そばにいる人間を物語の主人公にするような事象が彼女の周りでは発生する。


 【運命】のおかげで、多くの人々の人生が変わる瞬間に立ち会ってきた。その熱量に焦がれ、天人である自分でも、いつかは“その時”が来るのかもしれないと期待していた。

 そんな折、定期券を落とした「あなた」を見つけて運命を感じ、思い切って声をかけた。

 一方で、全ての事象が【運命】の啓示によるものではないかと思っているため、あらゆることに受け身な姿勢を見せる一面も。


 見た目は高校生かそれ以上に見えるが、その精神性はまだ10歳前後。真面目で努力家。思い込みしがちで、夢中になると注意が散漫になる。不器用ともいえる。

 啓示の関係もあって、周囲の人間を巻き込まないように、交友関係を積極的には広げてこなかったが、人付き合い自体は苦手ではない。混沌を苦手とし、秩序を望む。


 マナの色は白。


 趣味は読書、パズル、執筆、裁縫、料理。好きなものは物語、嫌いなものは混沌。朝はご飯派。

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【短編】お見舞いに来たヒロインがただただ話しかけてくるだけのお話 misaka @misakaqda

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