概要
好きだけど、好きって言えないのがこんなに辛いだなんて思ってもみなかった
【五分で読書】
「好きなんだ」
大地は小宮さんにそう告白した。
でも大地には思うところがあった。
モテすぎな僕と付き合ったら、読書が好きな彼女はきっと嫌な思いをするだろう。
だから大地は決意した。
「おんなじ高校に合格できたら、その時は、俺の彼女になってくれますか?」
そうは言っても小宮さんの志望校は県内トップクラス。
お互い、今は受験を頑張ろうと、二人は心に誓い、時を重ねていくのだけれど。
好きなのに、好きと言えない、そんな中学三年生の誰にも言えない恋。
「僕」から「俺」に一人称が変わるその中で、大地の恋は成就するのだろか。
「好きなんだ」
大地は小宮さんにそう告白した。
でも大地には思うところがあった。
モテすぎな僕と付き合ったら、読書が好きな彼女はきっと嫌な思いをするだろう。
だから大地は決意した。
「おんなじ高校に合格できたら、その時は、俺の彼女になってくれますか?」
そうは言っても小宮さんの志望校は県内トップクラス。
お互い、今は受験を頑張ろうと、二人は心に誓い、時を重ねていくのだけれど。
好きなのに、好きと言えない、そんな中学三年生の誰にも言えない恋。
「僕」から「俺」に一人称が変わるその中で、大地の恋は成就するのだろか。