概要
言葉では足りない思いを告げる、ただ一つの行動
12歳の時に声を失ってしまった公爵令嬢ローレインは、失声症から社交場でも相手にされない。許嫁も持たない彼女は、社交場で結婚相手を探すことも出来ず、ただその容姿の美しさから長年「社交場のお飾り人形」として周りから揶揄される。
そんなローレインに唯一声をかける殿方、国王陛下の末子アレクシス殿下。彼は言葉の話せないローレインを自室に呼び込み、精一杯の配慮をして言葉を介さずとも楽しいひと時を共にしてくれた。
だが、そんな王子も文字の読み書きが出来ない失読症(ディスレクシア)を患っている……筆談でしか会話が出来ない公爵令嬢と、文字の読めない王子様がお互いの欠点を支え合い、芽生えゆく愛情を抱いていく恋愛小説。
そんなローレインに唯一声をかける殿方、国王陛下の末子アレクシス殿下。彼は言葉の話せないローレインを自室に呼び込み、精一杯の配慮をして言葉を介さずとも楽しいひと時を共にしてくれた。
だが、そんな王子も文字の読み書きが出来ない失読症(ディスレクシア)を患っている……筆談でしか会話が出来ない公爵令嬢と、文字の読めない王子様がお互いの欠点を支え合い、芽生えゆく愛情を抱いていく恋愛小説。
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