好きな人には好きな人がいる。それでも、ときめきはとまらない

仁菜の側には、一人の救急少年がいる。仁菜がケガをするとすぐにやって来て、彼女を背負って保健室まで連れていってくれる。

そんな救急少年守にときめく仁菜だけど、それを伝えることはできません。だって守には、好きな人がいるから。
彼が救急少年をやっているのだって、その好きな人のため。

しかし、だからといってすぐに気持ちに決着をつけられるなら苦労はしません。だけどこのときめきは、全部無駄になってしまうのか。
叶わない想いとわかっていても、いつも助けてくれる彼を好きにならずにはいられない。
一途な恋心がいじらしいです。

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