概要
「我々は悪の秘密結社ドゥームズデイである」
米澤は眉をひそめた。思わず身を乗り出し、ディスプレイに顔を近づける。「なんですって」「我々は、悪の秘密結社、ドゥームズデイである」フリーのデザイナーとして活躍する米澤は、SNSサービス・ツイッピピーを依頼の窓口として活用していた。動画サイトのサムネ作成から、同人誌の表紙デザイン、企業や団体のロゴデザインまで。まだまだ大きな仕事はなかったが、ネット上では確実に実績を積み始めていた。
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?