同じクラスの藤沢さんは、勉強ができて容姿端麗。だけどほとんど喋らず笑いもしない。人とは必要以上に仲良くしないタイプなのでしょうか。しかしふとした時に知った、彼女の意外な一面。近寄りづらいのかなと思っていただけに、そのギャップに、そして予想外の秘密にビックリです。きっとこれを読んだ人にも、タイトルにあるような素敵な魔法がかかることでしょう。
神原くんが最近気になっているのは、クラスメイトで隣の席の藤沢さん。藤沢さんは口数が少なく、あまり笑いませんけど、そんな彼女と仲良くなりたいと思っていました。そんな神原くんですが、ふとしたきっかけで藤沢さんの秘密を知ってしまいます。学校ではクールな印象の藤沢さんですけど、途中で印象が大きく変わりました。実はとっても優しく、良い子なのですよ。「僕に魔法をかけて」のタイトル通り、魔法にかかったように楽しいお話。作中に出てくる魔法の呪文も可愛らしく、わくわくしながら読みました。
読みやすく、小学生の子どもを対象としたかわいい物語です!まさに朝読書にぴったりな作品です!
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