誰かからのショートメール②
『ピコン』
普段まともな通知が鳴らないスマホからショートメールの通知が来た
「またかよ……執拗いなぁ……どれどれ」
今度はまじまじとショートメールアプリを起動せず、スマホの通知欄からチラッとみた
『【ご当選確認お願い致します】』
はぁ?意味分からん……
どんなやつかとアプリを立ち上げて本文を見てみた
『新生活の味方に応援懸賞キャンペーン開催中♪
(中略)※上記電話番号にダイヤル後「確認しました」のガイダンスが流れればエントリー完了となります。(24時間いつでも可能!!)』
毎回送ってくるものとは違うけれど驚きよりも呆れしか湧かなかった
「毎回思うが、この詐欺メール……総当りで送ってるのか?」
そうだとしたら相手は馬鹿なやつだ
何故なら……
「新生活送る程の健常なやつじゃねぇのに」
誰かからのショートメール 蓮見藍菜 @hasumiaina
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
あの子に光は届かない/蓮見藍菜
★19 エッセイ・ノンフィクション 連載中 28話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます