名前を奪われた少女。

1ー1章 平成之半妖物語開幕まで読んでのレビューとなります。

ある夏祭りの日。小さなボロいお社でお参りをした時、彼女は名前を失った。それ以来、■■■■となり、彼女の名前は己の口からも、他者の口からも自分の名前は聞こえなくなってしまう。

あれから五年が経ち、少女は中学三年生になっていた。
夏。
ある怪異との遭遇が、彼女の運命を変える。
怪異から助けられた少女は、直文と名乗る、陰陽師の真似事をしているという青年と出会う。
彼は、持てる力を持って彼女を守ろうとするが・・・。

出てくる怪異がとにかく奇妙で恐ろしい。
そして突然の陰陽師というワードに、私は惹かれました。

あやかし、怪異、和風ホラーが好きな方はおススメです!
出てくる怪異の不気味さが、クセになります。

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