裏話 #匿名キャラお見合い企画 ストーリー編 

#匿名キャラお見合い企画

https://kakuyomu.jp/works/16818093085133939965


どうも。長月瓦礫です。

いつもお世話になっております。


板野かも様主催のイベントでは初めてのマルチバース系……なんですかね。

てか、私が勝手にマルチバースと言っているだけです。

企画の解釈はそれこそ作者様の数だけあるわけですし。


ともかくですね、いろんな並行世界があって見ていて楽しかったです。


作者様の数だけ世界があってストーリーがあって、創作活動の本質を突いたような企画でした。私自身も暴走機関車みたいに馬鹿みたいに作品書いてね。


ひさしぶりに魂が削れる音がしましたね。

『最終日までもってくれ、私の心臓……』って書きながら呟いたレベルです。

けど、それが楽しいのよね。瞬間は永遠になる。そんな感じでした。


うちの子のいろんな面が見られて、私でも知らんようなところもあってね。

すげー楽しかったです。機会があったらまたやってほしいですね!




ストーリー総括


タイトルでも使いましたけど、「好きなものは好きって言いたい!」に尽きると思います。言わなきゃ何も分からんし始まらんし。

どの作品でもずーっとこれが根底にある感じがしました。


あと、長めのストーリーの冒頭を書くつもりでやってました。

まあ、これはいつものことですけど。


普段使わない脳みそを使ったからか、魂がギャリギャリ悲鳴を上げてましたね。

いやあ、まさに総力戦って感じで楽しかった。


各短編を振り返っていきましょう。すべては『【No.009】CPしないと出られないお見合いサバイバル』から始まった気がします。


作品を読んだ時、喧嘩売ってんのかなって思った。

『いや、この組み合わせで書く奴いないっしょw』みたいなね。


「売られた喧嘩は買うしかねえなあ!?」と最初の二作品を書いたんでした。


脱出できたCPの組み合わせってダイスか何かで決めたんですかね?

それか、作者様の気になるCP発表しただけか。

そこは後々明らかになるでしょうから、特に言及しません。


10/25追記

匿名キャラお見合い企画 自作短編解説(1)お見合いサバイバル編

https://kakuyomu.jp/works/16816700428555431158/episodes/16818093087281021396


明らかになりましたね。やっぱこの人には敵わねえわ。

すべてがまるっとお見通しなんだもん。



【No.016】ドーナツと共にゼロから始まる(1. 市村 洸太*12. 鳥井 深月)

https://kakuyomu.jp/works/16818093085133939965/episodes/16818093085582597798

イメージソングはZEROから始◎ドーナッツ☆ - M.S.S Project



『【No.009】CPしないと出られないお見合いサバイバル』をレシーブした作品。

イメージソングもまずは聞いてください。マジでめっちゃいい曲なんすよ。


悪夢を見た社畜が夢で出会った女の子と再会する。

クトゥルフ要素を強めに出しつつ、ロマンス要素を入れた作品です。


クトゥルフ神話TRPGの導入部分とか言われてましたね。

だって、あのサバイバルゲーム自体がクトゥルフ神話TRPGみたいなもんじゃん?

そこから目覚めるってマジクトゥルフじゃん?


なので、市村さんの独白からスタートしました。

孤独な社畜が目覚めた朝、噛み合っていたかなと思います。




【No.025】Flowering Missing Link(13.花澤 風太*8. 佐藤 彩夏)

https://kakuyomu.jp/works/16818093085133939965/episodes/16818093085822918036

イメージソングはMISSING LINK- M.S.S Project/花 - M.S.S Project


『【No.009】CPしないと出られないお見合いサバイバル』をレシーブした作品第二弾。実は冒頭の文章、同じなんですよ。気づきましたか?


まず、言わせてほしい。この二人はね、悪さしないんですよ!

キャラクター編でも言ったけど、私の想定外の行動をとらないから安心感ある!


いやあ、書いてて楽しかったな。空気に引っ張られることなく落ち着いて書くことができた。なんか静かでいいじゃん、ほんわかしててさ。可愛いなーって。


彩夏ちゃんはプロフィール欄見た感じだと、もっとおとなしそうな子だと思ったんですけど、そんなことはなかったね。

勇気を出せばどうとでもなるを体現したというか、強いわこの子。


延長枠で続き書いてお姉さんも出そうかと思ってたんですが、時間なかったのが悔しいところ。どこかでやりましょうかね。なんかもったいないし。




【No.041】「好きなものを好きだと言いたい」愉快な仲間たち

https://kakuyomu.jp/works/16818093085133939965/episodes/16818093086121974971


私の心の中に『流山みなちゃんを助けた委員会』が発足してました。

ウチの連中だったら物理的に流山父を排除していたんだろうなと、加賀さんを書いてました。


加賀さんは『絶対に本名を呼ばせないあたり、素に戻りたくねえんだな。この人』と思いました。自分があまりにも嫌いすぎて、常に演じないと死んじゃうタイプといいますか。自己嫌悪ですげえことになってそうですよね、この人。


そこにみなちゃんとの共通項を見出した感じです。

あと、単純に主従関係モノのお話が読みたかった。それだけです。


そもそも、企画全体でハードな設定のキャラクターを救出したいの会ができてたじゃないですか。みんな優しいね、本当に。


でね、この話以降、私は各キャラクターに仮説を立てていたんですよ。

今回は『流山父のギャンブル依存症が原因で流山母が家を出て行った説』なるものを立てた上で話を書いてました。


みなちゃんを引き取らなかったのはマジで夜逃げされて足跡たどれなかったから、とか。力加減ができないのは教えてくれる人がいなかったから、とか。

いろいろ妄想してました。


まあ、全部私の妄想で与太話なので、あまり気にせず、長月瓦礫はこういう解釈をしたんだなと思っていただければと。




【No.048】合わせ鏡の向こう側に映るモノ【BL要素あり】

https://kakuyomu.jp/works/16818093085133939965/episodes/16818093086309026746


天啓が下りました。

『匿名コンきっての名悪役こと加賀美智彦氏、そろそろ許されてもいいんでは?』


いや、マジで名悪役なんですよ。加賀美氏。本当にいいヴィランです。

だから、彼の持つ闇を知りたくなったと言いますか。

闇落ちした理由を知りたいというか。本当にそんな感じです。


この時点であまり深彫りされてなかったしね。


当たり前のように死神くんが絹笠くんのスタンドと化してるのおもしろすぎ。だし、一番死に近そうな加賀美氏との絡みがなかった。これはもうやるしかねえなと。


それと、死神くんの人外っぽいところが見てみたくなったので、淡々と語りつつ優しい部分を出してみました。


事故った加賀美氏のもとに現れる死神くん……冒頭がカチッとハマって、一晩で書きあげました。魂が削れる音がしました。




【No.058】99%の理想は一瞬で砕け散る【BL要素あり】

https://kakuyomu.jp/works/16818093085133939965/episodes/16818093086431877119

イメージソングはM.S.S.Party-M.S.S Project/99%-BOWL


再び天啓が下りました。

『間鹿島くんのお兄さん、弟をばっさり切り捨てた説』ないしは『間鹿島くんが孤独のお兄さんを救えなかった説』です。


これに関しては仮説から書かせてください。

本当に申し訳ない。全部私の妄想だし、マルチバースだからってことで許して。




まず、彼は犬を飼ってるので、花澤くんとの絡みがあってもいいかなーとは思っていたんですよ。もう本当に犬の散歩してるだけのお友達というかね。


そんなのを考えながら、間鹿島くんのプロフィール欄を見てたところ、ちょっと引っかかるところがあったんです。


両親の記述が一切ないこと、家族構成が『兄』だけなこと。

この『兄』の部分がすごいこう、浮いてるなって思ったんですよ。


『こういう家族構成だったらお兄ちゃんにべったりしてそうなもんだけど……?』と思ったのがはじまりかな。

たった二人の家族なんだし見捨てるようなことするかねって思ったんですよ。


で、彼の持つかーなり強めな思想ですよね。トラウマティックよね。

こういうことはあんま言いたくないけどさ。


この思想を持つ原因がお兄さんにあるんじゃねえかなと、私は思ったわけです。

彼なりにお兄さんに寄り添おうとしたけれども、拒絶されたのが原因かなと。


本当は自分の兄を助けたいけれども、それができなかった。

常に鬱屈としているのは、彼の持つ本来のパワーを発散できないから。


アウトプットできていないだけで、彼自身はすごく力強いんですよね。

よく人を見てるし、考えちゃいるんですよ。

本当は優しい人なんだけど、兄を救えなかった自分が嫌になっているんだろうなと。


だから、彼独自の強めのあの思想を持つようになった。


まあ、そんな感じでしょうか。作成者様を差し置いて何語ってんだって感じですね。

これ、本当に勝手な妄想だからね。鵜呑みにしないでね。



犬の散歩をして会話をしているうちに、自分より年上の花澤くんにお兄さんを重ねちゃったんじゃねえかな。で、ジャグラーの姿を見て幻滅した。みたいなね。


あんまり言わないほうがいいか、こういうの。

まあ、そんなところでした。


この作品が一番きつかったね。

こういうキャラクターを書くのは本当にひさしぶりだったし、すごい引っ張られた。

花澤くんも傷を若干えぐられちゃってるしね。


陽キャになれるほんわかお兄さん路線で行くはずだったんですが、どうしてこうなったんでしょうねえ。天啓が下りたからですねえ。


実は間鹿島くんのお兄さんを出す予定だったんですが、花澤君がスライディングかましやがったので、没になりました。『お前、マジかよ』ってなった。




【No.067】両角紅緒の好きなところ発表ドラゴンが両角紅緒の好きなところを発表します

https://kakuyomu.jp/works/16818093085133939965/episodes/16818093086599709729

イメージソングは好きな惣菜発表ドラゴン / 重音テト-ンバヂP


トーク会場で紅緒ちゃんの話がないことに言及されていたのを受けて書きました。

これに関しては、曲のイメージが先走りすぎて考察してないです。ごめんね!


東雲冬樹くんのプロフィール欄にあった綾野剛がマジで分からなくて、検索かけても分かりませんでした。ごめんなさい。

プロフィール見た感じだとMSSPのきっくんとかクイズノックの須貝さんみたいなイケメンのおもしろお兄さんの感じかなと思った。違ってたらごめんなさい。


匿名コンだし歌ネタはやっておかないとねってことでね。

気になるCP発表物書の私がやりました。ハイ。

シリアスなBL擬きを二本ぶん投げたから、その反動が出たのもあると思います。


トンチキ作品かつこれまでの流れを汲んだ甘め(当社比)の作品が出ました。

巴裡小川軒のレイズン・ウイッチくらい甘いと思います。多分。




【No.078】運命の歯車は真実の音を刻む

https://kakuyomu.jp/works/16818093085133939965/episodes/16818093086666605822


サブキャラがとにかく怖いと、なんならメインCPが霞んでいると。

方々から言われていましたね。


そりゃそうだ、そうなるように仕組んだんだもの。怖くて当然ですよ。

怖がってもらって嬉しい限りです。


おかげさまで、読者推薦枠の「怖かったで賞」をいただいてしまいました。

応援してくださった皆々様、本当にありがとうございました。




若き冒険家がたどり着いちゃいけない真実にたどり着くってよくある話だと思うだし、定番じゃないですか。


いつもの匿名コンだったら、こういうB級ホラーみたいな作品があるんですけどね。今回、現代日本かつ恋愛もの縛りだったからね。

ホラーやSF自体があんまなかった気がする。


今回、仮説を立ててまして、『加賀美氏の家族、全員脳缶になっている』説です。

プロフィール欄には肉親に両親と弟がいると書いてあるが、本当に存在しているのかと思ったんです。いや、前提を疑ってしまってマジ申し訳ない……クトゥルフ神話に毒されすぎてましたね。脳缶はそれぞれ調べてください。ここでは言えねえ。


加賀美氏のラボに迷い込んだ東雲くん。

実験室にあったのは、ベッドに転がっている人間や謎の機械。謎の機械に話しかける男。


謎の機械は弟さんで、彼はあの中に存在している。みたいな設定でした。

クトゥルフ神話TRPGの『カタシロ』をイメージしてました。


加賀美氏の過去はいろいろ言及されてましたね~。

私は以下の仮説を立てて、二番目を採用しました。


『魔法少女が初恋相手で今も追い求めている』説

『魔法少女に家族を助けてもらえなかった』説

『ナチュラルサイコパス』説


どれもそそりますね、正直なところ。

いやあ、これだから悪役が好きなんだわ。




【No.085】0から1へ、夢は現実へ至る

https://kakuyomu.jp/works/16818093085133939965/episodes/16818093086796122218


【No.016】ドーナツと共にゼロから始まる(1. 市村 洸太*12. 鳥井 深月)の続きです。

ミセスナイアルの社長の存在はぼんやりと考えていたんですが、追加キャラクターで送って、はっきりくっきりした感じです。邪神ですねえ、これは。


なんとなくロマンス要素もあって、未来を感じさせる作品。

クトゥルフ神話要素を思う存分書き散らせたので、私は満足です。




【Ex. 001】過去と未来の交差点にて

https://kakuyomu.jp/works/16818093085133939965/episodes/16818093086857609918


エキシビジョン枠の男子会及び女子会作品がなさすぎじゃね。

趣旨から外れるけど需要はあるのになーと思った。


なので、こういう友情話をやりたいがために描いたところはあります。

天城くんは気になっていたキャラだけど、扱い方が分からなくて、こういうかたちに落ち着きました。

いろいろネタはあったんですけど、実行できなかったなー。どっかでやりたい。




なんかしっかり振り返ると時間かかりますねー。

いやあ、いつも以上に語ってしまった。


次はキャラクター編です。豪華な二部制です。

そっちでも語り尽くしました。よかったらどーぞ。


それでは、長月瓦礫でした。

次の作品でお会いしましょう!


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