主人公の常盤歩夢くんは図書係として放課後の図書室にひとりぼっち。それでも読書好きには楽しい時間。ある日、彼の前に黒髪の艷やかな少女が現れて……学校での細やかな日常や同級生との楽しい昼食。何の悩みも無いように見えた少年の心の奥に聴こえる叫び。少女が現れた理由がわかるラストシーンは感動で胸いっぱいになれます。優しい語りの素敵な童話ですよ。
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