愛情たっぷり！ 歳下ママに産み落としてもらったから、僕弟Vtuberになります！ ～僕を拾ってくれたママが全力で才能を見つけてくれたから億万長者！ 帰ってこい？ あなたたちは僕を捨てたんですよ！？～

あとがきです(｀・ω・´)

　ここまで読んでくださった皆様ありがとうございました。本作品はこれにて完結です。

　さて、最初にお礼を述べさせてください。

　第251話冒頭部分……。第144話にて@syl-pheed様が寄せてくださったコメントを改変して使わせていただきました。

　その他、コメント下さった皆様及び、読んでくださいました皆様も本当にありがとうございました。すべて作者の励みでした。

　本作品、本当に作者の思惑を外れ、とても長い作品になりました。当初10万文字予定だったのです……。

　なので、一つ……。

　50万って何ですか！？　5倍はまずいですよ！　そもそも第一部の時点で20万がおかしいのです！　作者、こんなつもりなかったですよ！　なのに出るわ出るわ、キャラクターが勝手に張ってる伏線……。もう、本当に最高の暴れ馬でした。

　ついでなので、伏線のつもりだったものをいくつか紹介させてください。

　まず……魔笛です。

　これが一番長いやつだと思います。これ、モーツアルトの楽曲の中でサリエリが演奏したことがあるやつです。

　誕生日のRyuの送った楽曲も、同じサリエリが演奏したことがあるやつを選ばせてもらいました。

　で、なのですが……。リンは歌うと、聞いている人は聞くこと以外すべてを忘れる。もちろん動くことも→動けなくするのは邪眼の能力と共通させています。

　ついでに、不死鳥……一部地域では悪魔とされています。更に羽を持った存在。

　そして。偽典……エノク書のことです。

　翼と邪眼を持つ、エノク書に記された存在。悪魔との関わりがあるやつ。サリエルです。サリエリは単純にサリエルに名前が似ていたから、つながるようにしました。

　サリエルの役割は月の支配。本作で月といえば、ヒロイン秋月満をさします。つまり、最初からリンと満をくっつけるのをほのめかしているつもりでしたァ！！！

　伏線としてちゃんとやれてたか不安です……。

　関連した伏線としては、春風ユエです。こちらも月を意味します。

　彼女が行った発言……「メインヒロイン」それは否定されました。ですが、これは月＝メインヒロインとほのめかしているつもりもあったのです。

　ユエ関連はほかにもあります。

　春風の風発案者はユエです。風は自由の象徴であります。美月シズク→春風ユエの変化は、“これで自由になったのだ”というメッセージを言外に忍ばせたかったものです。

　天照大神……

　外伝で書いた秋葉神説ですね。天照大神は、天岩戸を開けました……。後述することに繋がります……。

　イザナミ

　日本神話の夫婦神、イザナギとイザナミの片割れ。彼女はヒノカグツチの出産によって死にました。

　火事のことです。満の闇への伏線のつもりです。

　イザナミは黄泉の大扉に囚われた……。天照大神説を出したのは、この扉を開くというメッセージです。

　博……

　彼だけ、出会いが偶発でした。

　そしてFTMという性別不合の情報を持っていたのです。これは心療内科の診療区分。つまり、精神科のお医者さんの知識です。

　精神科の知識があるとほのめかしたつもりで、彼の特別な立ち位置を示すつもりでした。

　秋葉家が11人というのにも一応理由がありました。

　キリのいい数＋１にしたかったのです。これは千の顔を持つ英雄にあやかったのです。

　流石に秋葉家を千人とするのは無理があるので十人にしました。

　先の千の英雄がもともといた秋葉家で、10＋1人目の英雄である秋葉リンがそこに加わって今回の物語が生まれました。みたいな感じであやかったのです。

　他にも、伏線のつもりなものは本当にいろいろあります。キャラクターが勝手に張っていて、それをキャラクターが勝手に回収してやっと作者が気付いたものまで。

　実は今回はこういう構成のつもりでした。

序・第一楽章：リンの英雄神話　負け犬→英雄へ

破・第二楽章：秋葉家の創世神話

急・第三楽章：純粋なラブロマンス

　そして、この三つを通してテーマは二つでした。

　愛の話、そして才能の話でした。

　うまく表現できてたらいいなぁと本当にヒヤヒヤしながら書きました……。

　書いて、読んでもらって、繰り返してこれからも成長したいと思っています。

　読者の皆様、本当に本当にありがとうございました。完結までかけて良かった！

　本当に、皆様のおかげだと思っています。コメント、星、いいね、全部が背を押してくれた気分です。

　最後に、これで作品は完結です。その理由は、ここから先がR指定だからです。

　でも、これからも秋葉家は大暴れし続けるのでしょう。彼らが止まる姿は、作者には想像できません。

　何度も申し上げたくなります。ありがとうございましたと……。

　では、様式美としてこれを使わせてください。

　本埜の次回作にご期待下さい……！

　ちなみに、その次回作なのですが、ご用意がありまして……。

　こちらになります！

　次回作：空狐なクー子はリアルです！　～もふもふお稲荷ママ、大切な狛狐のために頑張ります！　神様のお仕事と配信業！　VTuberって言っておけば、狐でも大丈夫なんだよね！？～

　https://kakuyomu.jp/works/16817139557821716696

　こちらは、本作における満のようにママ属性を持ったキャラクターが主人公になっております！

　本作では果たすこと叶わなかった、ケモ耳Utuberの登場をたっぷりご用意しています。

　尚、作品中では、主人公は自分のことをVTuberなのだと思っていますｗ

　本埜はずっと心残りでした。せっかくVなのに、ケモ耳の一つも生やせずに何がVかと、自問自答を繰り返しました。

　なので、むしろ標準装備です！

　なにせ空狐ですからね！　お稲荷さんになった空狐なのです！　そりゃ、ケモ耳なんて最初から生えています。

　お狐もっふもふです！　お付き合いいただける方はぜひこちらもどうぞ！