裏のアパート

第1話 裏のアパート

最近は事故物件という名称が有名で映画にもなった。

自殺、殺人など良くないことが原因が瑕疵となる

【瑕疵とはざっくり言うと欠点・欠陥があること】

不動産屋には瑕疵の報告義務ある

マンションなどの賃貸では大抵料金低下する

けれど一度でも誰かが住めば瑕疵報告義務は消滅する。

事故物件は半額くらいまで落ちるので

収入によっては入居検討する人も多数いる

僕は絶対に事故物件は推奨しない。

【裏のアパートが事故物件】

そのアパートは３人死ぬと立て替えている

1度立て替えてもいるが同じものが建つ

外観は全く同じく建てられる

２階建ての上下３部屋ずつの全６部屋

アパートは２度目のリーチがかかっているものの

リーチから５年たつが誰も死んでいない

「理由はわかっている。問題の部屋には誰も住んでいないのだ」

６部屋中1部屋が問題のある部屋とされている

このアパートは正面中央に２階へ上がるための回り階段がある。

一度目は２階中央で一人、階段で二人　

二度目は階段で二人　

問題の部屋は2階中央の部屋

決まって早朝に発見され迅速に処理される

5人全員中年男性のため

捉え方を変えると階段での不審死でも

過労死かもしれないが発表は事故となっている。

これは地元に住んでいるからこそ知ることができる

事故物件などが有名になり始めたころに

立ち上げられたサイトで瑕疵をまとめらたものがある

勿論網羅されたわけではないのでサイトに記載がない

最近寄ってみたがまだ誰も住んでいない

賃貸の空き部屋として表示されていた

次この2階中央の部屋を借りる人はどんな人だろう