第3話

俺達は、

不完全だから、美しいと思う様になった・・・。

  フィボナッチ数列・・・。

  タバコのライターが、今日、無かった・・・。

  金も残り少ない・・・。

ファミマの男性店員に話しかけた・・・。

ライターくれないかと・・・。

常連だったのか?快くくれた・・・。

  点けた火の味は、少し罪悪感が、混じってた・・・。

少しして、いつもの、海岸に来た。

  途中、車が、道を譲ってくれた・・・。

  俺の車の進行方向を譲ってくれた・・・。

 台風の目の形も、花の花びらの枚数も、フィボナッチ数列らしい・・・。

キャベツの巻き方も・・・。

だが、俺は、日本に生きている・・・。

フィボナッチ数列を発見した、数学者ではないが・・・、ピラミッドの高さと横幅の比率を、計算した人間でもないが、

ゴミを拾って歩き、タバコに火を付ける人間で、

生きてるものに感謝し、別に、ロボットを作る設計技術者でも無いが・・・、

  この地球が、なるべく、永く続く事を祈る人間だが・・・

  借金、300万有る人間だが、

 人の優しさや、人のありがたみや、

  生きてるものに敬意を払う人間だが・・・。

ロボットの様に、感情が、もちろん、一定ではない、人間だが、 

  夜、走ってる、単車の音に、感動する様な、人間だが・・・、

  今日、一つ気付いた事がある😀

  ロボットは、電力供給の為に、核施設を必要とし、結果的に、この地球を食べようとしている。

  俺は、負けない。つもりだ。

  愛すべき、この地球を守りたい・・・・・。

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『夢』 矢田誠一 @yattyann

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