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概要
勇者、魔王軍の配下になる。
そこで聞かされたのは、世界を脅かす存在である「邪神」というのを倒す為に呼ばれたということらしいが、その時の勇者があまりにも無能すぎて、俺以外全滅してしまったようだ。俺は自分の力を確かめる為にある提案をしたのだが、それは魔王軍を裏切るような内容だった――?
「勇者殿、その条件ならば我が軍でも構いませんな?」
「ふむぅ。それでは我が国の軍も協力しようではないか。なぁ、国王陛下よ」
謁見の間の壇上で玉座に腰かける国王が答える前に、二人の男が割って入った。どちらも立派な顎髭を蓄えた男だ。一人はこの国の大臣でありもう一人は同じ軍人であったはずだ。
俺はそんな彼らを見てため息をつくと「お前達に任せたら国が滅ぶわ」と言い捨ててやった。彼らは悔しそうにして歯噛みしているが俺にとってはどうでもいい事だった
「勇者殿、その条件ならば我が軍でも構いませんな?」
「ふむぅ。それでは我が国の軍も協力しようではないか。なぁ、国王陛下よ」
謁見の間の壇上で玉座に腰かける国王が答える前に、二人の男が割って入った。どちらも立派な顎髭を蓄えた男だ。一人はこの国の大臣でありもう一人は同じ軍人であったはずだ。
俺はそんな彼らを見てため息をつくと「お前達に任せたら国が滅ぶわ」と言い捨ててやった。彼らは悔しそうにして歯噛みしているが俺にとってはどうでもいい事だった
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