わずか200文字強の愛憎劇。 身内への横恋慕、それも権力の座にある人たちのお話で、この独特のドロドロした愛憎が好きです。 短くシンプルな中に、後ろ暗い謀略と復讐がてんこ盛り。
恋のお話が好きです。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(158文字)
文字数以上に余地が語る。妃のそもそもの目的とは何であったのか。「貴方だった」とは何を指すのか。新帝の死因が前二代と同じなのは何故か。転じて老いたる初めの夫の死の直因とは何か。これらの解釈によって物語…続きを読む
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