忘れっぽさの根源にあったのは――。

主人公が、自分が宇宙人で地球での調査員なのだと自覚する。
その過程が丁寧で、また、主人公自身の動きもいかにも地球人(日本人?)らしくてギャップが素晴らしいです。
地球での記憶を母星に送る、という発想も、いかにもSF!といった感じで好印象でした。

彼による地球調査が無事終わりますように……。