赤い超大国

パセラボ

第1話 祖国

 第二次世界大戦後、2回目の世界恐慌が襲った。アメリカで始まり、瞬く間に他国にも影響が出て、企業が倒産していった。しかしそんな中、ソビエト連邦は無敵状態だ。一回目と同じように影響を与えなかった。他国が第二世界恐慌を受けている間に、ソビエト連邦の中ではとてつもなく成長し続けていたのである。


 私はソ連出身のセトラフだ。私は政府に秘密にされているワールドメカニズムで働いている。ワールドメカニズムでは、原子力研究や、兵器開発などが行われていた。原子力戦車はもちろん。超巨大ロボットや、銃、家庭製品も手掛けていた。それは、レトロフューチャーで、カオスな状態でもあった。

 第二世界恐慌が落ち着くと、ソ連の中を見ようと他国からスパイが送られることがあったが、超巨大ロボットがすぐに見つけ出し、倒してくれるのだ。

 しかしある日、その技術をゲットしようと企んだ栄光国がスパイだけではダメだと思い、ソ連に侵攻してきたのである。私はワールドメカニズムのCEOでもあり、政府からの命令もありワールドメカニズムの技術を戦争に使う事になった。世界初の使用だった。しかし、第二次世界大戦後でもあったため、兵力がとても弱かった。

 相手国も謎だらけで、どんな武器を持っているのか分からなかったので、とても混乱した。そして、最低限の兵士で戦う事になった。

 いよいよ栄光国との戦争が始まったのだ。

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