あとがき 止揚するAiinegruth

 これはただの叙述で、価値のないあとがきなので、みなくても良いです、とAiinegruthはいっていました。


 Aiinegruthは大学時代あとがきを書くのが楽しみで小説を書いていたのに、カクヨムの仕様上あとがきを入れにくくていままで出来なかったので、ここで近況ノート代わりに記してやろうという寸法だということを聞いています。フィヒテやヘーゲルは別に好きではないそうです。裏面りめんと似た状況から、Aiinegruthはどうにか生存して今日また誕生日を迎えました。めでたいですね。病室でやったゲームは桃鉄で、退院時に買ってもらったおもちゃはベイブレードらしいです。Aiinegruthは病気ものに大学時代も挑戦したという話ですが、残念ながらバッドエンドにしてしまい、精神性がある程度成長したら再チャレンジしようと画策していました。結果として、表面的大戦――創作行為――にちなんで、フィクション性の高いもので、どうにかごり押すことで事なきを得ました。現代ドラマとして楽しんでくれた方々には土下座しても足りないとAiinegruthは泣いていました。エッチな女の子が大好きなのは本当です、とAiinegruthが息を荒げて叫んでいたのも付け加えておきます。ウェブに上げ始める前からいままでのAiinegruthの創作は、正義と正義の、創作上のキャラクターの意志による葛藤や争いのドラマではなく、ずっと運命との戦いでした。連載中のものも、新しく書き始めたのではなければ、そうです。Aiinegruthは神様がきらいですから。この誕生日記念にどうにか終わらせたお話が、Aiinegruthが何かしら変容し、良いものになっていく道しるべの一つになればいいと思っています。Aiinegruthが最後にいうには、以下の通りです。みなさまが、どうか健康で、ありったけ永遠に幸せでありますように。



 二〇二二年 四月五日から、

 Aiinegruthと同室だったみんなへ。

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表裏 Aiinegruth @Aiinegruth

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