扉の向こうに広がる世界とは?

自分の家にも迷路の入り口があるかも、と好奇心がくすぐられる作品でした。主人公が推理小説の台詞を真似ている姿に、自分もやっていたなぁと共感も覚えます。

「探検」というワードだけでワクワクしますし、異世界のダンジョンのような場所ではなく、身近なところに不思議な空間があるという設定もとても好きです。

4000字ない文章の中に主人公の成長もナチュラルに描かれていて、これからの物語展開に期待が膨らむラストも素敵です。