人生何があるかわからん! だからたのしいんじゃい。

すみません、完全にネタばれです。

ある朝目がさめたら、自分が虫だった。
そんな超有名な小説があるんだから、ハサミムシと友達になっても良いでしょう。

しかも、その虫くんは、病弱な妹想いのよくできた兄!
妹の病気を治すために、金を手に入れるために、ツナ缶工場を襲撃する。
サバ缶じゃないところがまた良いです。

シュールな世界缶?が広がる不思議な話ですけど、なぜか、内容が頭にびゅんびゅんと入ってきます。きっとそれはこの作品がカクヨム読者の心をつかむテクニック満載だからなのでしょう。

異世界ファンタジーや可愛い女の子満載のウルウル小説を読むのも良いですけど。
たまには、こんなシュールで重い作品を読んで心をリセットするもの大切ですよ。