悪意は悪人でなくとも抱く

第一章まで読了
第一章の主人公である利恵はごく普通の中学生であり、自分が良い暮らしをするために母の再婚を後押しする
だが、その行為は、再婚相手の連れ子の気持ちを軽視したものだ
第一章時点では、誰も大きくは悪くないし、犯罪だって起こらないが、そういった「無辜の悪意」がリアリティとして滲み出ている
「キャラクター」ではなく「人間」がそこに描かれているように感じた

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