眠り姫は眠らない
松本恵呼
プロローグ
お婆ちゃん
誰が、誰が、殺せと言った…。
いや、これは単なる事故だ。
誰が考えても、石段から足を踏み外した事故だ。
それにしても、まだ、携帯は繋がらない。
何やってんだ、あのバカ!!
ならば、いっそ死んでくれた方がいいのか。
そうかもしれない。
死んでくれた方が…。
一人の女子高生が夜、自宅近くの石段から転落した。
やがて、近くの人に発見された彼女の最後の言葉。
「お婆ちゃん…」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます