概要
俺はお前のことを忘れない。だからお前も俺のこと忘れるんじゃねぇぞ。
『前日の記憶がほとんど消えていく記憶障害』を患う女の子と、「何度忘れても思い出させてやる」と誓う男の子。幼馴染として過ごす2人の、切なくも温かな日常を描いた短編小説。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!たとえ君が忘れても、俺は覚えてる
※読み合い企画からのレビューです
幼馴染みの莉子にデートに誘われた翔太
しかし、その誘いは二度目であり、一度目は莉子にすっぽかされていた
莉子は、重い記憶障害を患っていて──という導入から始まる本作品は、映画「私の頭の中の消しゴム」を思わせる物語だ
莉子には前日の記憶がほとんど残らない
だから、翔太とのデートの記憶もきっと、明日には忘れているだろう
でも、翔太は覚えている
何度"初めてのデート"を繰り返したとしても、翔太だけは覚えているのだ
ラスト近くの台詞
「お前が何を忘れても、俺は覚えてるよ。」
この台詞が、翔太の覚悟と、この物語のすべてを表している
もしかすると、莉子の病状は、…続きを読む