会うは別れの始め？　本当にそう？

僕は人と関わることはいいことだと思っています。裏切られるのが怖いとか、いつか別れが来るから始めから会わない方がいいとか、それらしい理由を付けて人の温もりを知ろうとしない人がたくさんいます。
もちろんこの世界に生きる全ての人々が前向きなわけではありませんし、他者を気楽に許せるような優しい人ばかりでもありません。

それでも、誰かとお話ししたり、一緒にご飯を食べたり、面白い本を読んだり、温かい布団で寝たり……そんな他愛もない日常を誰かと共に過ごすということは、何物にも代えがたい宝物です。

そして、もし終わりの時が来たとしても、それで他者との友情が崩れ去るのでしょうか。きっと永遠に輝き続ける友情だってあるはずです。永遠は確かに存在します。それを信じる人の中に。

死んでも、死んだ後でも、誰かと一緒にいたという時間は、思い出は、無かったことにはなりません。いつまでも世界という歴史書の中と、人々の心の奥に残り続けるのです。
別れるのが怖い。終わってしまうのが怖い。その時は、ただひたすら信じるのです。終わらせてたまるかと、死んでも誰かと共に生きる温かさを忘れてたまるかと。どうか、後悔をしないでいただきたい。

一度味わった光を、どうか失くさないでいてほしい。


……すみません。長々とつまらない綺麗事を吐き散らしてしまいました。あくまで僕の意見なので、賛成するも反対するも自由です。
でも、人との関わり方がどうあるべきかを考えさせてくれるいい機会になりました。素敵な作品を読ませてくださりありがとうございます(｡-ω-)